死刑島8巻をご紹介していく!
死刑島での密室。
いつ死刑になるかわからない状況の中、死刑囚たちの過去が明かされていく。
そして過去を明かした死刑囚たちは一人、また一人と密室から姿を消していく!
その様子を見ている死刑執行人「ハングマン」からのゲームが8巻では行われるのだが、そのゲームをクリアした時、死刑囚である「甲斐修司」の過去が明かされる展開!
他の死刑囚とは違い、悪い雰囲気を出していた甲斐だが、彼にも理不尽な過去があった!
死刑囚一人ひとりの背景がしっかりと描かれており、じっくり読んでしまう死刑島。
8巻も食い入るように読んでしまうこと間違いなし!
これから先、ネタバレ部分を含みます。
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8巻ネタバレ
死刑囚たちが消えていくときに、かすかに足音が聞こえていたと桐谷が切り出した。
何かに気づく死刑囚たち…。
その時、モニターにハングマンが現れる。
次のゲームが開始され問題が出されるのであるが、これまで回答していた流川はもういない。
難題に困惑する一同であったが、小畑里杏が口を開いた。
どうやら答えがわかったようだが、すぐには回答を言おうとしない。
「この答えが合っていたら、修司の過去をみんなに話しな」
死刑囚で過去を話していないのは、小畑と甲斐だけなのだが、小畑は甲斐の過去を明かせと迫った。
渋々、承諾する甲斐。
小畑は正解を導き出したのだが、同時に一つの箱が密室に投入される。
中には一丁の拳銃が入っていた。
拳銃を甲斐に突きつけ、過去を話すように迫る小畑。
甲斐は慌てて過去を話し出す。
甲斐の回想に入るーーー
甲斐は定職につかず、ギャンブルで生計を立てているような男だった。
ただ甲斐には唯一の家族がおり、その妹は難病に苦しみ、病院での闘病を続けていた。
甲斐にとって、妹はかけがえのない存在であり、妹のためなら何でもする決意は持っていた。
そんな妹は、高額の治療費がかかることや治療を続けても病気が治らないことを知っており、治療を止めて安楽死を望むようになっていた。
その時、甲斐に仕事の話が降ってくる。
借金をしている金融屋からの依頼であったが、その内容は一年間の新薬の治験であった。
多額の借金を返済でき、更に治療費もまかなえる報酬額に、甲斐は治験の参加を決心する。
体を削るような苦しい治験に耐え抜いた甲斐は多額の報酬を手にするのだが、金融屋から渡された報酬は、当初予定されていた金額より、ずっと少ないものだった。
金融屋は一年分の利子だとして、甲斐の報酬を減らしていたのだ。
激昂する甲斐だったが、自分がギャンブラーであること利用して、一発大勝負を金融屋にしようと持ちかける。
ここで甲斐は巧妙に仕組んだトリックで、金融屋との勝負に見事に勝ち、金融屋から大金をせしめることに成功する。
しかし、みすみす損をしたくない金融屋は、あることをしてこの勝負を無かったことにしようと企む。
あまりの理不尽さに甲斐は遂に理性を失い、気がついたときには金融屋の人間たちを殺していたのだ!
「次はお前の番だぜ」
自分の過去を話し終えた甲斐は、小畑の過去を聞こうとしていた…。
(9巻につづく)
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8巻感想
久しぶりにハングマンが登場したなー。
ハングマンは果たして一人なのか?
ふとそんな疑問におちいった。
復讐者は死刑囚の中にいると、考察する巻があったのだが、消えていった死刑囚の中に何人かハングマンがいるような気がしないでもない。
さらに言えば、本当に復讐をされるであろう死刑囚は、この密室にいた内の何人かしかいないのではないか?
死刑囚に復讐したい人間がこの中に混じっているかも知れない。
そんなことを考えながら8巻を読んでみた!
いよいよ過去が明かされていないのは小畑里杏のみ。
小畑の過去が明かされた後に、急速にストーリーが展開していきそうな予感がする!
今のうちに「死刑島」をチェックして欲しい!
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