死刑島7巻を紹介していく!
死刑囚の過去が思い出されていくのと同時に、部屋から人が消える状態が続いているのだが、そこに何の意図があるのかは未だに判明していない。
リベンジャーは、死刑囚の中にいると断言した流川は消えてしまった。
7巻は、死刑囚の一人「安西摩耶」の過去が暴かれる。
更に、部屋から人が消える時に桐谷があることに気がつく!
これから先、ネタバレ部分を含みます。
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7巻ネタバレ
流川が消えた…。
部屋に唯一あるドア。
そこから捨てられたかも今は不明だ。
摩耶が突然語りだす。
自分の人生を、過去を、話し出す。
摩耶は小さな劇団の女優だった。
いくつもの劇団を渡り歩くも大成せずに、気づけば36歳になっていた。
ただ、その劇団では座長と恋に落ちたのだ。
その劇団での演技が、有名劇団のプロデューサーの目に留まり、ついに摩耶は全国公演の準主役の座を射止めた。
摩耶の劇団では、新しく入った新人女優が座長に色目を使っていた。
恋人の摩耶がいるのにも関わらず、公然と座長とイチャつく。
摩耶は嫌な予感がしたが、その予感は見事に的中してしまう。
一週間後、準主役は新人女優になっていた。
座長と新人女優は寝ていたのだ。
恋人である摩耶は怒り狂うのだが、座長は摩耶を殴る!
座長にとって摩耶は恋人でも何でもなかった。
セフレだと言い放つ座長。
摩耶は誰よりもチケットをさばけるので、座長が利用したのだ。
摩耶は座長との子供を妊娠したのだが、舞台のために堕ろした経緯もあるのだ。
更に、座長は摩耶に決定的なことを言う。
摩耶の心は壊れた。
摩耶は土砂降りの中、イチャつく座長と新人女優を刺殺した。
そして彼女は死刑囚になった。
その過去を話し終わった途端、全員の意識が無くなる。
起きると摩耶が消えていた。
過去の記憶を話した人間から消えていく!?
その時、桐谷が言った。
「誰かいなくなる時、足音が聞こえなかったか?」
(8巻につづく)
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7巻感想
死刑囚の過去回想と人数が減っていくという恒例のパターン。
登場人物の背景は、巻を追う毎に判明してきているのであるが、現実の進展は全く無い状態(笑)
全員の過去経緯が判明した段階で一気にストーリーが進捗するのか?
この死刑島の謎を解き明かすのに、登場人物の過去は必須なのだろう!
過去をみんなに話した瞬間に、姿を消すという考察が作中にあるが、それだと峰子が今部屋にいるのはおかしい。
桐谷は自分で思い出しただけであり、誰にも話していないので今も部屋にいるのはわかるが…。
あと過去を話していないのは小畑里杏と甲斐修司のみだ!
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