ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない７話をお届けする！
ゾンビがあふれる世界でゾンビに襲われない男「武村」。
深月と弟二人に食糧を提供する代わりに、深月の体を楽しむクズっぷりを見せつけてくれているが、いつしか深月も武村にヤラれて感じてしまっている状態。
そんなゾンビパニック系ちょいエロサバイバルマンガなのだが、前回街に火の手があがり、武村が様子を見に行くところまで描かれていた訳だが、７話では様子を見に行った武村がゾンビの進化に気づく！
そして深月にも危険が迫っている可能性が…。
７話はかなり面白かった！
今後の流れを期待させるものだったし、サバイバル感とパニック感がパワーアップしてきた！
これから先、ネタバレ部分を含みます。
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７話ネタバレ
武村はバイクで火の手があがる場所に到着した。
どうやら大学のようだ。
校門は閉まっていたが、中からちょうど車が門に向かって猛スピードで激突してくる！
フロントガラスには人影があり、その影はゾンビだった。
そのゾンビは軽やかな身のこなしで車から飛び降りると、運転席の窓ガラスを破り中から人間を引きずり出した！
生存者がいたのだ！
その生存者は後ろ髪を掴まれ、車に顔面を打ち付けられた後、ゾンビが持っていたナイフで首を切断される…。
武村はバイクの影で様子を見ていたのだが、ゾンビの身のこなしが俊敏であり、あまりに人間的すぎるその動きに衝撃を受けた。
よく見るとそのゾンビは警官のようだった。
武村は危険を感じたが、大学構内に潜入する。
構内で物音のする場所がある。
そこは体育館のようであったが、そこには上半身をあらわにした若い女のゾンビが二体、武村をじっと見ている。
そのゾンビはいかにも人間チックに見えるのだが…。
その時、二階から男の声が聞こえてきた。
悲鳴をあげる男は、さっきのゾンビに引きづられて、一階に伸びるお立ち台に追い込まれていた。
必死にぶら下がる男の指を切り落とすゾンビ。
ゾンビを追いかけるが見失った武村は、放送室で一台のビデオカメラを発見する。
そこに映っていたものは、まだ避難所として体育館が機能していた時のものだった。
人間が人間を、先程のお立ち台からゾンビのうごめく１階に突き落としている映像だった…。
そこでは先程の警官ゾンビも突き落とされている！
私刑なのか余興なのか、避難所の狂った光景が残っていた。
突き落とされた人間はゾンビたちに喰われているのだが、人間を喰ったゾンビは少しずつ人間のような動きを見せ始める。
ビデオの後半では明らかに感情を持ち合わせているような表情で、撮影者を睨みつけているゾンビが映っていた…。
「知性を取り戻したゾンビなんか増やしてどーすんだよ！」
余計な事をしたヤツを恨みながら、武村は体育館を出る。
すると今度は女子高生風のゾンビが生首を持ってこちらを見ている。
武村は当然襲われないのだが、その女子高生の目線の先には人間の死体が大量にある部屋があった。
時折悲鳴が聞こえる…。
まだ生存者がいるのだろうか。
武村がスーパーに戻ってきた頃には朝になっていた。
スーパーに入ると異臭がする。
ゴミの集積所だろうか？
覚えのないドアが開いていた。
中には…。
生存者の痕跡が残されていた！
もともとスーパーに避難していた人間たちは深月たちを残して出ていったのだが、ゴミを漁りながら隠れていたヤツがいてもおかしくない。
武村は嫌な予感がして深月たちのもとへ急ぐ！
（８話につづく）
７話
１１０円（税込）
実際の作品は無料立ち読みすることができます。
７話感想
サバイバル感が凄まじくアップしており、非常に読み応えがある内容だった！
ゾンビに襲われない男が、自分のチート能力を使い、守ってあげる代わりにかわいい女の子とエッチしているマンガでも面白かったのだが、今回生存者がいた事や、進化したゾンビが登場してきたことで、話の奥行きがグッと増した感がある。
知性を持ったゾンビは生きた人間を残忍に襲うのだが、生前に生贄にされた人間が加害者側を襲っているのかもしれない。
人間VSゾンビの対決が今後見られるかもしれないが、人間代表は武村で決まりだな。
あとは深月たちの安否が心配される！
スーパーにいた人間で気になるのは、武村が現れる前に、一人だけ深月たちと残って、深月に粘着していた男だ。
ストーリーに余り必要無い情報だったから逆に印象に残っていたのだが、当たっているかは次回以降に確認してみようと思う！
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