会社経営者の夫である智也とのセッ○スに満足できない柚希。
そこに現れたのは、智也の秘書を務める壮悟だった。壮悟は遠慮なく自分の欲望を柚希にぶつけてくる、智也と違う男の香りに柚希は壮悟に身を委ねてしまい、自分の欲望を開放しようとしていた。
そんな中、柚希と同じマンションに引っ越してきた高校時代の親友のさゆりは、柚希への嫉妬なのか智也にちょっかいを出そうとする。
欲望の７巻スタートします！
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７巻ネタバレ
柚希はさゆりと下着を買いに来ていた。
「このままだとあなた智也さんを取られるわよ」
さゆりに言われ、動揺する柚希。
そのくらいで動揺するようじゃ妻など務まらないわと言いながらさゆりは会計に向かう。
柚希はさゆりを疑いながらも、その考えを否定しようと努力した。
柚希の友達の朱里は３Pをしていた。
そして夫にさゆりのことを調べて欲しいと話をする。
素性を明かさず怪しいと。そして何か隠してる感じがすると言った。
夫は承諾しながら逆に柚希のことを聞いてきた。
朱里は随分派手に遊び出したといい、一度ついた火は消さないようにしないといけないと悪びれた様子もなく夫のしれっと話をする。
そして若い男のモノを夫とかわりばんこに挿入され、恍惚の表情となっていた。
一方、パン屋で働く柚希のもとに一条壮悟がやってきた。
パンが食べたくなったという口実のもと、柚希に会いに来たのだ。
柚希は唐突にこの関係を終わらせたいと壮悟に話す。不純な関係は誰も幸せになれないと。
壮悟は、柚希の手を取り、何かを言いかける。
その時朱里が店に入ってきた。
「お取り込み中かしら？」朱里は言った。
慌てて柚希はお互いの紹介を始める。
朱里が来たため、壮悟は店を後にした。
朱里はすぐに察した。
壮悟は智也とだいぶ雰囲気が違う男であり、ベッドでは結構荒っぽそうだとも。
柚希は何の関係も無いと否定するが朱里にはお見通しだったようだ。
そしてプレゼントだと言って、柚希に小箱を手渡した。
朱里が帰った後、プレゼントを開けた柚希。
そこには、SM用のロープと目隠しが入っていた…。
智也は取引先の木村会長とゴルフの打ちっぱなしに来ていた。
先にいたキレイな女性に目が留まる。
さゆりだった。
智也はさゆりに挨拶すると、取引先の木村会長にさゆりを紹介した。
さゆりは木村会長に色目を使っている。
木村社長も満更でもない様子で、今度智也も一緒にコースを回ろうと切り出した。
さゆりは図々しくて申し訳ないと智也に謝るが、しっかり腕を絡めて胸を押し付ける。
「色々教えて下さいね？智也さん」智也は顔を赤くするだけだった。
その夜、柚希は一人で考え事をしていた。
さゆりに言われた女はすこし怪しげな雰囲気がある方がいい。このままだと智也を取られると言われた事を気にしていた。
身体より心の繋がりの方がずっと大事だと思っている。ただ、お互いのことをちゃんと理解していないとも思っており、自分がどんな女か、本当に最後に確認しようと決意する。
智也が帰宅した。
玄関に柚希が立っている。
今日さゆりと買った下着をつけて。
下着は、胸もアソコも隠れていない。もはや下着としての用途は無いものだった。
「綺麗だな。」智也が言う。
そして「風邪引くよ。今上着を持ってくるから。」続けて言った。
目も合わせず、そっけない態度をとる智也に柚希は言った。
「私を見て…興奮したりしないんですか？」
勇気を出して智也を振り向かせたかった柚希に智也は謝ったが、性欲よりも柚希の身体を心配しているというのだ。
「嘘つき」心でつぶやく柚希。
柚希と智也はセッ○スをする。
感じない。壮悟のことばかり頭に浮かんでくる柚希。
もっと激しくして欲しい。その事ばかり考えていた。
「柚希も気持ちいいかい？」智也が聞く。
「はい。凄く…気持ちいいです。」
嘘をついていることを心で謝っていた。
恒例になっている休日の教会。
今日はいつもと違った。壮悟がいるのだ。
壮悟は前々から教会に興味を持っていたことから智也が誘ったというのだ。
三人で中に入る。
柚希は神に祈っていた。心の虚しさを取り払えるように、そしてどんな誘惑にもゆさぶられないようにと…。
教会から出た後、智也は随分熱心に壮悟が祈っていることを壮悟に聞いた。
壮悟は神様に助けを求めたという。とても手に入れたい物があるのだが、手を伸ばしても遠のいていくように感じているからだと言うのだ。
そんなに欲しい物があるなら俺に相談してくれればいいのにと智也が言った。
「本当に…力になって頂けますか？」壮悟は聞き返す。
（８巻に続く）
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７巻感想
柚希のアプローチに自分を押し殺すかのような態度をとる智也。何か原因があるのでしょうか？
それとも本当に相手を労り、欲望を開放する気が無いのか、能力が無いのか、センスがないのか（笑）
壮悟との関係を切りたい柚希ですが、自分を満たしてくれない智也を感じて壮悟を心の底では求めてしまっていますね。
不純な心と自分の欲望のどちらをとるのか？
続きが楽しみです！！「欲望」是非読んでみて下さい！
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