恋の六道、愛の辻6話をご紹介します!
突然の恋、新鮮な恋、楽しい恋、色々な恋の形を表現している作品。
読んだ後に心地よい余韻を残してくれるため、寝る前や朝出かける前に読むのもいいかも知れないです!
主人公一人につき2話で完結しているため、とても読みやすいです。
6話は5話で登場した主人公の後編。
人間不信に陥っている主人公と、同僚の初々しい人間関係を描いています!
果たして恋愛関係に発展するのでしょうか!?
これから先、ネタバレ部分を含みます。
この作品が気になった方は、無料試し読みしてはいかがですか?
6話ネタバレ
晴美はなんとか自力で出勤できた。
いつもは周りなど見ないのだが、今日は吉岡のことが目に留まった。
晴美に気が付き話しかけてくる吉岡。
晴美の足を気遣う吉岡に、少し笑顔を見せる。
笑ったことを喜ぶ吉岡に、二人の空気は和んでいく。
晴美は初めて社内の様子を意識的に見ることにした。
吉岡は周りの社員にも評判の面倒見の良い仕事のできる男だった。
更に自分の足元に吉岡から差し入れのドリンクまで置かれていることに気がついた。
自然と笑顔を取り戻していく晴美。
気持ちよく仕事を終えた晴美であるが、退社後に嫌なことが待ち受ける。
元カレが待ち伏せしていたのだ。
ここから元カレとのやり取りが始まる。
やり取りが終わった後、嫌な気持ちで帰る晴美だが、今度は前方から隣に可愛らしい女性を連れた吉岡が歩いてくる。
晴美に気づき挨拶をする吉岡。
隣の女性が何やら吉岡に話しかけているのだが…。
話の内容から晴美は気がついた。
女性は吉岡の妹だった。
そして妹は、吉岡が晴美に憧れていることをバラしてしまう。
以前吉岡自身が言っていたことは本当だった。
吉岡はバラされたことで慌てているのだが、人を信じないと決めた晴美は気にしないフリをした。
吉岡は人を信じることが好きだという。
裏切られようが、バカにされようが人を信じることで、いい出会いもあると思っている吉岡。
その後は二人の間に流れる空気は穏やかだった。
今日も送ると言った吉岡。
「今日は家の前まで送ってもらおうかな」
晴美の心は、再び前を向き出した。
実際の作品は無料試し読みすることができます。
6話感想
現実でも、もしかしたらあるかもしれなそうな恋愛のきっかけを描いた回となっていましたね。
人と壁を作って、極力触れ合わないようにすることで、傷つくことを回避しようとする晴美を、人を信じることで人間関係をつくってきた吉岡が壁を壊していく展開が、爽やかに流れていった感じがしてとても良かったです。
二人がこれから本格的に恋愛関係に発展するかは、読者の気持ちと想像にお任せしますといったところでしょうかね(笑)
読んだ後の心地良さは間違いないので、気になった方は是非試し読みしてみて下さい!
コメント