君に愛されて痛かった37話を紹介していく!
寛とかなえ、寛と越智。上手く行かない関係…。
それぞれに思い悩む日々を過ごしているが、希望を見ることはできるのか?
37話では、寛とかなえが再会するのだが、迷走する二人はどうなってしまうのか?
寛は覚悟を決めないといけないかもしれない…。
これから先、ネタバレ部分を含みます。
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37話ネタバレ
部屋で弟が母親に怒鳴られて泣いている。
弟と同じ部屋のかなえは、スマホで援交相手からのメッセージをぼーっと見ている。
洗濯機から洗い終わった服を取り出すかなえだが、家の洗濯機を使うなと母親が絡んでくる。
無視をして部屋に入るかなえの腕から強引に洗濯物を奪い、ベランダから放り投げる母親。
とみ子に選んでもらった服が団地内に散らばる。
養う価値が無い。
穀潰し。
母親に辛辣な言葉を浴びせられながら、荷造りをするかなえ。
家出したかなえは、援交相手を探し、ホテルに入る。
母親が知ったらキモイ死ねと言うだろう。
場面は変わり、別の男とホテルに入るかなえ。
そこに寛が現れる。
かなえに帰ろうと手を引っ張る寛。
「私の邪魔して楽しいの?」
寛はかなえを強引にひきずりながら連れて行く。
「離せ」と嫌がるかなえ。
中途半端に優しくするから、裏切られた時にショックを受けるとかなえは言う。
この日は土砂降りだった。
ラブホの下で雨宿りする二人。
寛の優しさは誰に対しても平等であり、その平等な優しさを特別な優しさと勘違いしてしまうかなえ。
かなえはこれ異常傷つきたくないし、寛は人を期待させる天才だと言った。
その後、自分が家出していることを伝え、野球を無下にしたことを謝った。
野球をしている寛だけを見て、寛を周りのみんなが消費しているだけな気がしたと告げる。
自分を特別な気持ちにさせてくれた寛をこれ以上嫌いになりたくないかなえ。
寛は、かなえの気持ちを考えることができなかったと謝り、それでも放っておけなかったと告げる。
かなえは、また自分を期待させるようなことを言う寛が、自分の事を全然わかっていない反面、また期待してしまっている自分の愚かさを実感していた。
また同じことを繰り返すことになる。
また裏切られる。
何もできないなら構わないで欲しい。
これ以上期待させるなと寛に言うかなえ。
辛そうで放っておけない、そんな事俺にはできないと返事をする寛の目には涙が浮かんでいる。
もう絶対に裏切らないと誓う寛。
自分が欲しい言葉を全部言ってくる寛。
「じゃあ、エッチしようよ」
かなえは寛につぶやいた。
(38話につづく)

110円(税込)
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37話感想
寛も心の拠り所を探している。
自分の優しさを自分の言い訳にしているような気がした。
越智ともケンカし、野球もできない。
頭に浮かぶのはかなえなのか…。
完全に地雷を踏んだ気がするのは自分だけだろうか?
もう裏切れないぞ!
それも小さなことであっても…。
「野球と私どっちが大事なの?」というキラーフレーズがそのうち飛び出して来そうな気しかしない。
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