君に愛されて痛かった30話を紹介していく!
肩の故障を隠してマウンドにあがる寛。
その事実を知っているのは越智とスタンドにいるかなえだけ。
相手は格下であり、誰もが勝てると思っていた矢先、寛のボールが痛打される…。
30話では、マウンドで異変を感じる寛と肩の故障をしっているかなえと越智について描写されている!
寛はどうなるのか…。
これから先、ネタバレ部分を含みます。
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30話ネタバレ
勢い良く弾き返された寛のボールは間一髪のところで味方がキャッチした。
ベンチに戻り、監督に心配される寛。
問題ないことを告げる。
周りの先輩もこんな相手に点を取られると恥ずかしいと寛に発破をかける。
しかし…。
寛は逆転されていた。
三年生のエースがいつでも交代できるように、ブルペンに入る。
越智もボールを受けるためブルペンに向かうのだが…。
ブルペンではエースの園崎先輩が寛の調子が悪いのか越智に聞いた。
越智は知らない素振りを見せる。
チャンスで寛に打席が回ってきた。
ここで打てば一気に逆転だ。
相手の実力から言っても逆転する可能性は十分にあり、みんなの視線が寛に移る。
寛は肩の事を考えていた。
またピンチになるかも知れないことを考えると、ここで打たなくてはいけない。
空回りした寛はチャンスを潰してしまう。
スタンドもため息に包まれ、いよいよ試合展開的にもマズイ空気が流れるのであった。
かなえはいてもたってもいられなかった。
席を立ち、バックネットまで走り、フェンス越しに目に涙を溜めながら寛を見つめている。
(野球なんかのために無理しないでいいのに)
かなえが心の中で叫んだ時、寛はマウンドに崩れ落ちた。
越智も寛の異変に気づき、マウンドに駆け出している。
寛は肩を抑えながら、越智に抱えられてマウンドを降りる。
寛君、寛君….。
かなえの涙は止まらなかった。
(31話につづく)
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30話感想
ついに寛の肩は壊れてしまった。
と同時にもし試合に負ければ、先輩たちの夢も寛が壊してしまうことになる。
かなえが怖れた「野球なんかのため」に寛の評価が決まってしまう。
もともとはかなえと出会い、かなえに優しくし、かなえに好意を持たれた時からこうなる運命だったのかも知れないが、今は誰にもわからない。
これから寛はどうなっていくのか…。
野球を失った寛にかなえは優しくするだろう。
ただ、その優しさをきっと寛は拒むんだろうな。
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