君に愛されて痛かった12話を紹介する!
周りの評価で人の価値が変わる。
自分に価値はあるのだろうか?
考えだしたら止まらないかなえ。
考え抜き出した結論は、寛の一番になりたい。
そして寛にキスをするかなえ。
12話では、寛にキスをした後のやりとりと、それを聞かされた鳴海の気持ちが描かれている!
これから先、ネタバレ部分を含みます。
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12話ネタバレ
公園で寛にキスをするかなえ。
舌を出すかなえ。
突然の事に驚き、寛はかなえを引き剥がした。
「どういうつもり?」
寛の質問が、かなえの心のトリガーを引いてしまう…。
「何がいけないの?」
かなえは錯乱する。
男が喜ぶことをしているはずなのに拒否されたのは、自分がヘタだからなのか?
何か間違えたのか?
ものすごい形相に変わるかなえ。
寛をにらみ殺しそうな顔を見せてなんで自分が悪いのか問い詰める。
うるさい!うるさい!と言い続けるかなえ。
寛がかなえを現実に引き戻すように肩に手をかけ、聞きたいのは何故キスをしたかという事だと言った。
「なんでだろう、わからない」
かなえは声に出すのだが、その声を聞いていたのは鳴海だった。
鳴海に寛との出来事を話していたのだ。
鳴海は一連の話を聞いて、さすがに憤っていた。
なぜ、自分が好きな女の子の好きな男への想いを聞かされなくてはならないのか?
鳴海はかなえの事を何でも知っているから聞きたかった…。
かなえが言った言葉は、鳴海の心に深く突き刺さった。
「そんな奴は知らないし、どーでもいいけど、お前はきっとそいつが好きなんだと思うよ」
かなえを見もせず、下を向いて帰る鳴海。
その顔は怒りと憎しみに満ちていた。
(13話につづく)
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12話感想
かなえの行動が、鳴海の心のトリガーを引いてしまった。
かなえの事を一番愛しているのは俺だ!鳴海の心の声が聞こえる描写。
想い続けてきた女の子が、ポッとでの男を好きになる。
現実でも起きるような事だが、鳴海の憎悪に満ちた顔は実に恐ろしかった。
自分の気持ちや感情が理解できないかなえにとっては、人の気持ちを察する事が最も難しいだろう。
鳴海の気持ちを理解できる子だったなら、こんな残酷な相談はしないはずだ。
鳴海が変なことを考えないことを祈りたい!
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