不妊男子7巻をお届けします!
不妊男子面白いですねー!
言い方は悪いですが、ついにタイトル通りの男にマサカズがなってしまいました…!
これから妊活ではなく、不妊治療が始まろうとしているのですが猪突猛進のマサカズと冷静で包み込むような優しさを持つ百恵の考え方に溝が出来ないように祈ります!
この二人に子供ができたら、一緒にはしゃぐパパを近くで見守るママのような理想の家庭像が見られそうですけどね!
最終回のシーンはそんな描写であることを願ってます!
さて、無精子症を告白したマサカズは百恵と共に不妊治療をすることを決意!
不安な気持ちのマサカズは産業医の関先生に相談に乗って欲しいと無精子症を告白する。
関先生も応援はすることができると快諾!
二人は不妊治療のためにクリニックを訪問するのだが…。
ということで7巻が始まりますが、二人の不妊治療を応援したい!興味があるという方は無料で試し読みができるので是非!
これから先、ネタバレ部分を含みます。
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7巻ネタバレ
百恵は、夜ベッドでスマホを眺めていた。
不妊治療のブログを見ていたのだ。
そこにはTESE(テセ)という文字が浮かんでいた。
マサカズは不妊治療にどんな選択をするのだろう。
百恵は考えながら眠りについた。
休日、二人で不妊治療のため、クリニックを訪れた。
ホクトクリニック、医師は北斗先生だ。
マサカズの状態は
北斗先生いわく、マサカズは造精機能障害だというのだ。
非閉塞性無精子症とう病名が告げられた。
精子の通り道がふさがっているか、ふさがっていないかが問題になるのだが、マサカズはふさがっていなかった。
精子は通れるが作られていない。
それがマサカズだった。
精子を作る機能が低下しているか失ったのだ。
ショックを受けるマサカズ。
すると北斗先生からTESEという言葉がでてきた。
TESEを行えば、精子が作られる可能性があるというのだ。
百恵は、TESEをと聞いて天を仰いだ。
TESEは睾丸に残っている精子を探してそれを冷凍保存する方法だ。
TESEをするには、睾丸を切って手術が必要になる。
百恵は不妊症のブログでTESEを拒んだ夫の記事を見ていたのだ。
考えただけで痛そうな手術。
マサカズも痛みを想像していた。
しかし、北斗先生によるとTESEは簡単な手術で日帰りでできるということだ。
「今日、TESEを受けます。」
マサカズはそう宣言した。
北斗先生も百恵も驚いた。
普通はその場でTESEを決断できる男性はそうそういないというのだ。
北斗先生は感心しながら話を続ける。
マサカズの場合は、すぐにTESEをしなくても、自然と精子が戻ってくる可能性があるとのこと。
1年もたてば戻ってくるケースが多く、経過観察で様子を見ましょうということだった。
喜ぶ百恵。
不妊治療のためにマサカズにメスを入れなくて良かったという安堵感がこみ上げた。
ただ、マサカズは今すぐ手術をしてほしいと先生に話をする。
「1年も待てない。百恵の卵子も歳をとる。」
本当に百恵のためのかと百恵は疑ったが優しくマサカズを抱きしめる。
先生からも30代前半であれば、妊娠するにも十分余裕があるのでそんなに焦らなくても良いと諭される。
二人は自然に精子が帰って来るのを待つことにした。
クリニックからの帰り道。
百恵は何かに追い詰められた様子のマサカズに不安を抱いていた。
マサカズはTESEを拒まなかった。
それだけで嬉しかったとマサカズを慰めた。
一方、北斗クリニックでは先生と看護師が話をしていた。
看護師は勇気ある決断がすぐできるマサカズを誉めていたが、北斗先生は違う感覚だった。
夫婦の感覚がズレているというのだ、不妊のためにマサカズは手術を受けたいと本当は思っていないというのだ。
目標は同じでも、ゴールまでの歩みが違うと上手くいかないというのだ。
一抹の不安
休み明け、産業医の関先生のもとを訪れたマサカズはTESEを決意した経緯を説明した。
関先生も感動し、応援することを誓った。
その間、マサカズは自分の股間を触っていた。
関先生がそれに気づくとマサカズも癖になってしまっているというのだが、
その後、「ここに違和感があるような気がする」とポツリとつぶやいた。
排卵予定日に北斗クリニックを訪れたマサカズは、北斗先生からまだ無精子の状態であると告げられる。
マサカズは排卵日のセッ○スをしても意味がないので、今夜はパスをしようと百恵に話をする。
「セッ○スは絶対よ。」
優しくキスをする百恵。
自分の睾丸が小さいままのマサカズはすぐに挿れようとする。
まざまざと自分のモノを見られるのが苦痛だったのだ。
(8巻に続く)
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7巻感想
マサカズの焦燥感をすごく感じる7巻だった!
自分せいで子供ができない責任感なのか、男として価値がないと思うがゆえ、自尊心が傷ついたのか。
マサカズの精神状態が不安定であり、百恵にも不安や、不妊治療が果たして正しいのかということを考えさせてしまっている。
夫婦がすれ違わないように祈るばかりの7巻だった。
治療についても具体的なTESEという言葉がでてきた。
日帰り手術で自分の精子を取り出せる時代なんですね!
現代医療はすごいなと思った瞬間でした!
ただ、最後の恥ずかしがるマサカズにはひとこと言いたい!
百恵は小さくなったタマを見たって何とも思わないぞ!
旦那をこんなに愛して包んでくれている百恵はそんな女じゃない!
どうしても言いたくて書いてしまいました(笑)
次巻に何が起きるのかの伏線は無かったので、楽しみに待つしかない!
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