「不妊男子」５巻ネタバレ・感想！おたふく風邪になったマサカズはまさかの…。

不妊男子５巻をお届け！！

不妊治療を頑張る夫婦をスマホ越しに応援してしまっているボクですが、不妊治療は精神面・肉体面・金銭面と非常に負担がかかります！

この作品では治療を本格的に行うところまで話が進んでいないですし、現在、自然に子供ができる状態なので、治療を受けているわけでもありません。

ただ、そろそろ不妊男子が登場します！

ここまでの話は、妊活を成功させることこそ夫として今できる最大の妻への愛情表現である！
そう思ったマサカズが、精力的に家事に取り組むようになるという展開なのですが…。

取り憑かれたように排卵日にこだわるマサカズに、百恵はお互いの理解を深め合いながら妊活をしよう！
と自分の気持ちを伝えます。

空回りするマサカズと考え方の違いに疑問を抱く百恵…。

排卵日がやってきて、妊活がスタートします！

しかし！！マサカズに異変が…。

さあ、これからという時に、突然マサカズが崩れ落ちるようにその場に倒れてしまうのです！

５巻については、「不妊男子」というタイトルがつけられた意味がわかるターニングポイントの回になっています！

内容に興味がある！という方は無料で試し読みを是非していただきたいと思います！

これから先、ネタバレ部分を含みます。
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5話ネタバレ

冒頭、女教師が、教室で性教育を行っている場面。男にとって大切なのは棒では無く、睾丸。つまり睾丸が正常でなければ、子供は出来ないということだ。

告げられた病名

場面は変わり、マサカズは病院を訪れ、医師より「無精子症」と告げられる。
射精は出来ていることを伝えるが、医師は説明を続ける。
精液は出るが、その中に精子はいないというのだ。
マサカズは理解が出来なかったと同時に、高熱にうなされたときのことを思い出していた。

マサカズは自宅で４２℃の高熱が出て、ほっぺが腫れていた。
おたふく風邪だった。
そして自分の睾丸が両方ともこぶし大に腫れたのだ。

おたふく風邪はまれに睾丸に炎症を起こし、無精子症の原因となるのだという。
マサカズの睾丸は、いまやうずらの卵ほどの大きさになっていた。

「治るのですか？」

マサカズは医師に問いかけたが、特別な治療はなく、一時的か永続的かも今の段階ではわからないというのだ。
今セッ○スをしても子供は出来ないのかを尋ねるマサカズ。

医師ははっきりと今はできませんと答えた。
夫婦でよく話し合うようにと…。

今日、俺は精子が無い。

面の皮がどんどん厚くなっていく

家に帰り、百恵に検査の報告をする。
マサカズはありったけの笑顔で「問題なかった」と答えた。
安堵し、泣き崩れる百恵。
偽ったマサカズは何とかしようと無我夢中だった。

会社のデスクで、医師から聞いた効果のあるサプリを検索していると、新卒の兵藤がそのサプリをマサカズに差し出した。

「妊活に効きますよ。おたふく風邪は種無しになるんでしょ」と確信のついた言葉を投げかけてくる。
その場を取り繕うマサカズ。

慌てて廊下にでるマサカズ。
するとすれ違った女性が話しかけてきた。
人事部の平山も一緒だった。
彼女は、マサカズが性交後検査を百恵に勝手にされた時に、飲み屋でグチをこぼしていた時に一方的に説教された彼女だった。

「産業医です。関です。」

彼女を思い出したマサカズは、精子検査を受けたこと、異常はなかったことを彼女に報告し、その場を去った。
面の皮がどんどん厚くなっていくのを感じるマサカズ。

唐突に告白

排卵日、百恵とセッ○スをする日になり、マサカズは病院を訪れた。
無精子症は治っていなかった。
マサカズはすぐ家に帰るのをためらい、職場の医務室で寝ていた。
産業医の関と会話をする。

「先生、精子のない男ってどうだろう？」

種の保存を目的としているなら美味しくない食べ物である。
その事実を隠すこともまた小さい男であるということをマサカズに話す。

今夜俺には精子がないのに、ヤレる訳がないと呆然として家路につくマサカズ。
笑顔で迎える百恵。
その笑顔を見た瞬間、百恵が欲しくなった。

そのまま、ベッドルームへ百恵を連れていき、胸に吸い付くマサカズ。
百恵もマサカズを受け入れ、二人はセッ○スを始める。

射精した後マサカズは、か細い声で一言。

「ごめん、俺、無精子症になった。」

（６巻につづく）

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５巻感想

マサカズ、無精子症になってしまいましたね…。

神様はこの夫婦に試練を与えたわけです！
子供を欲しいと願っている夫婦に子供が出来ないという最大の試練だと思います！！

治ることを期待して読んでいきますが、最後に百恵に告白するシーンは何とも言えない気持ちになりました。
ボクがその状況ならやはり、同じ様な言い方をするのではないかな。
生々しいシーンではありましたけど…。

そして今回から産業医の関先生が登場します！
１巻で登場して、マサカズにからんでくるシーンがあったので、いつか出てくるかとは思ってましたが、産業医というポジションは予想していなかった！
これからマサカズの精神的支えになってくれるといいですね！
さて無精子症を告白された百恵はどんな反応を見せるのか、次巻に期待したいと思います！