君に愛されて痛かった11話を紹介していく!
クラスでの地位を回復したかなえは、友達と寛の野球の試合を見に行くことになる。
11話では、寛の試合での活躍を受けて、また悩みだすかなえが、自分なりの一つの結論を導き出す。
そしてその行動を実行するまでを描いている!
これから先、ネタバレ部分を含みます。
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11話ネタバレ
かなえと瑠奈、とみ子と里虹は寛の試合を見に球場に来ていた。
球場には寛の友達も来ていた。
初めて寛とカラオケに行った時にいたメンバーだ。
寛が最近スマホを見てニヤニヤしている理由がかなえだとわかると一同は興奮している。
試合が始まったが、寛は控えだという。
寛の高校はリードされていたが、満を持して寛が登板する。
寛はバンバン相手打線を抑えていく。
打っては決勝点を演出する活躍ぶりだった。
寛は先輩を差し置いて大活躍だった。
寛がマウンドに立てば抑えてくれる、打席に立てば打ってくれる。
みんなの期待…。
(人の価値が周りの評価で決まるのなら私の価値ってなんだろう)
かなえはお決まりの自問自答を始める。
そして考えすぎると始まる気分の悪さを感じ、トイレに閉じこもってしまう。
(自信があれば..。)
そして一つの結論をかなえは導き出す。
(寛の一番になればいい)
かなえは公園のベンチに座り、隣りにいる寛にキスをした…。
(12話につづく)
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11話感想
考え出してしまうかなえの性格が導き出したのは、みんなの評価が一番高い寛の一番になれば、自分にも自信が持てるという答え。
あながち間違っていないが、冒頭の血まみれのかなえに向かっていく伏線か?
これからのかなえと寛の関係においてのターニングポイントかもしれない。
かなえの精神面の描き方が非常に面白い!
そして暗い闇を抱えている女子高生の心模様を的確に読者に伝えるように描かれている。
クラスでの人間関係は回復したかなえ。
あとは寛を自分のモノにさえすれば、今の否定的な自分から解放される。
自分なりに答えを見つけてそのために行動を起こす力はあるのだろう。
ただその行動が、常軌を逸していたり、周りが予想もしない行動を起こすのが問題なのだ。
キスをしたかなえだが、寛の反応が気になる!
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