人気が出ているゾンビ系パニック漫画を読んでみたのでお届けする!
ゾンビがあふれかえる世界に唯一の存在である主人公。
唯一の存在とは、なぜかゾンビに襲われないのだ。
無敵感のあるこの設定は、ある意味ゾンビに襲われる恐怖を一緒に味わうのではなく、今のところだが、主人公は死なないというひとつの安心感を持って、客観的に作品を楽しめる要因になるだろう。
簡単に言うと、楽しく読めるゾンビ漫画だ。
それでは、1巻を読んでいく!
以下はネタバレを含むので、気になった人は無料の立ち読みで作品を味わって欲しい!
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1巻ネタバレ
武村雄介(25)は元サラリーマン。勤務先が倒産し転職活動もままならない。
久々に外出した際に変質者に腕を噛まれ熱を出し、3日間寝込んでいたが、自分がゾンビになった夢を見てこの日は目覚めた。
スマホのニュースでゾンビ化している情報を知り、慌ててベランダから外を見る。
自分の眼下にはゾンビ化した住民がフラフラ歩いている。
同じマンションの各フロアをしらみつぶしに訪ねて情報を得ようと思うが誰もいない。みんな避難しているようだ。
「KUROSE」とネームプレートのある部屋は鍵がかかっておらず、誰かいないか確認のために中に入る。
中には無表情の女性が立っていた。確かOLの黒瀬さんだ。
呼びかけても応答は無く、触ると冷たい。脈も呼吸も心音も聞こえない。
とりあえず部屋を後にしようとドアを開けると、目の前に中年男性のゾンビがいた。武村に気づき睨むもののフラフラとマンションの廊下を歩きその場を去っていく。
ニュースにはゾンビ化した人間は他の人間を襲うという情報があったが、なぜ自分は襲われないのか不思議に思った武村。
探索をしようとマンションの階段を降りていると、何人かの人間が一部屋のドアをバンバン叩いていた。どうせ全員ゾンビだろうと思い、通り過ぎようとすると、中から人の声が聞こえてきた。
「だ、誰かいるんですか?」中の声はそう言っている。
とりあえず、消化器を投げつけてから1人ずつマンションの下へ投げ落とし駆除をする。
中から母子が出てきて、父のいる避難所に行きたかったがゾンビに襲われていて出られなかったとのこと。
武村も一緒に行かないかと声をかけられ、渋々ながら同行することにした。
ゾンビは人を襲わないと思っている武村の危機感は薄かった。
3人で街に出ると、徘徊しているゾンビが一斉に向かってくる。慌ててマンションに戻る武村だが、後ろを振り返ると無数のゾンビに襲われ、食べられている母の姿が見えた。
ゾンビが人を襲わないのではない。俺だけが襲われない。武村は自覚した。
黒瀬の部屋に戻り、自分が襲われない原因を突き止めようとする武村。
黒瀬をベッドに拘束し、眺めてみた。噛まれた傷跡はないが、他のゾンビと違い匂いもない。
「ヤッたら感染するのかな」
黒瀬を裸にして挿入する武村。救えなかった親子のことも頭をよぎるも、死ぬなら自分の目の前でなく勝手に死ねと思いながら腰を動かしていた。その様子を無表情に見つめる黒瀬を見て、武村はイッた。
場所は移り避難所。どこもゾンビだらけで望みは無さそうだが、避難所の小学校から見えるスーパーに「SOS」の垂れ幕が書かているのが見え、急行する。
中はゾンビであふれていたが、バックヤード内に一部バリケードがあり、その中に子供が見える。
武村は子供を追いかけるとそこには女性を子供2人がいた。
母親は眠っていたようだが、武村を見て驚き跳ね起きる。
ゾンビではないことをアピールし、武村は言った。
「えーっと、ごはん食べる?」
(2巻につづく)
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1巻を読んだ感想
設定がなかなか良い。
ゾンビが縦横無尽にのさばる世界で自分は襲われないという現象は、大いに無敵感を味わえるだろう。
人間が冷静に行動をすることが出来ない状況において、この何とも言えない無敵感、安定感は冷静に行動を起こすことができる要因になるのかも知れない。
また、途中でゾンビを犯すという突然のエロ要素が登場してきて少し驚いたものの、通常と違う対象に性的な視点を持つという人間の本能を描写しているのかと少しかしこまってみたが、主人公はクズかな。
人気が出ている作品だけあって、入りはとても面白い。今後の展開を気にさせる内容である。
コミックシーモア
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