「種人ダービー」４巻をご紹介していく！！

成人式を迎えた幼馴染の親友三人が、種の選別を求める国策に巻き込まれるサバイバルホラー。

訳も分からず死に直結する種人ダービーに参加させられた三人が、生き延びるために必死にレースに挑んでいく様子は、まさに手に汗握るストーリー！

４巻では、佑（たすく）の部屋に助けを求めてきた祈（いのり）とのやり取りからスタート。

やり取りから突然Hな方向に展開していくのだが…。

そこには極秘に始まっていた第二レースが潜んでいた…！

そして最後には究極の選択が待っている！！

急展開のストーリーにページを送る手が止まらない！！

これから先、ネタバレ部分を含みます｡
2021年11月1日時点で種人ダービーを読めるのは「まんが王国」のみとなっています。
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４巻ネタバレ

佑の部屋を訪れた祈。

声は震え、目からは涙が溢れている。

思わず佑に抱きつき、助けを求めてくる祈。

「殺されてしまいます！」

祈が言うには、この「種人ダービー」自体に疑問を持っていることを周に告げたところ、主催者側としての見込みが無いとのことで、排除されそうになっているとのことだった。

必要の無いものは男女問わず死が待っている…。

この選別試験の深い闇を見た佑だが、祈が助かる方法が一つだけあるという。

その方法を祈が説明しだすのだが…。

その説明を聞いた佑は思わずたじろいだが、祈は助けて欲しいと言わんばかりにグイグイ佑に迫ってくる！

気づいた時には、祈は佑に馬乗りになっていた。

シャツは脱がれ、胸元がはだける祈。

なすがままにキスをされる佑は、これがファーストキスだった。

キスの感触に酔ってしまう佑。

祈は佑の手を握り、自分の胸に押し当てる…。

その時、佑は選別試験中に言われた「ある言葉」を思い出す。

その事を告げた瞬間に豹変する祈。

あまりの祈の表情に困惑する佑だったが、これが第二レースだったのだ。

祈は冷静な表情に急変すると、第二レースの合格を佑に告げてその場を去ろうとする。

しかし去り際の祈に、佑は自分が死ぬかも知れなかった状況にも関わらわず、祈の身を心配する言葉を投げかけた。

その言葉に、人間としての心を一瞬のぞかせた祈は、佑に優しさを見せる。

「守人さんはこの第二レースで死ぬと思う」

佑は正直に、純粋な守人はこのゲームで死ぬかも知れないと思った。

そして、祈は守人を助けてもいいと佑に語りかける。

祈が持ちかけた条件を聞く佑。

その内容を佑が受け入れてしまえば、佑には死が待っているものであった。

再度馬乗りになり、佑にキスを始める祈。

佑は究極の選択を迫られていた…！

（５巻につづく）

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４巻感想

展開がテンポ良く、とても読みやすい内容であった。

絶えずハラハラさせられるストーリーであり、あっという間に読み切ったイメージ。

祈の清楚な表情や真逆のサイコな表情も見ることができる内容。

冷静な思考を持ちながらも、人としての温かさを持ち合わせる佑は、このレースを勝ち抜く筆頭候補だろう！

ただ、そんな人の心を試すかのような祈の提案に佑はどんな選択をするのか？

予想がつかない展開が繰り広げられており、続きが読みたくなる漫画としては自分の中で１番人気である！

「種人ダービー」はまんが王国で先行配信しており、２０２１年１１月１日時点でまんが王国でしか見ることができない作品となっています。

死に直結する選別試験を勝ち抜くのは誰なのか！？是非読んでみてください！