「ワタシはいいの、ワタシはね」６巻ネタバレ・感想！！ついに暴かれた夕美の姿。美波は夕美をどうするのか！？

岸本美波の教育係である八木夕美は一見仕事のできるキャリアウーマンだったが、蓋を開ければ、仕事しない、上司の媚を売る、人の手柄を横取りする、ヤバイ先輩だった。

夕美に奪われた案件だが、取引先の夕美の評判は最悪であり、美波が担当者なら取引を継続すると言われる。
自分の案件を責任者として担当できるようになった美波だが、夕美の怒りを買ってしまう。

そんな中、会社が休みの日に自宅でリモートワークをしていた美波は、うっかり社内のあるPCのカメラを起動させる。そこに映ったものとは！？

６巻スタート！！頑張れ美波！！

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６巻ネタバレ

社内PCのカメラを起動させてしまった美波だが、そこに映ったのは、仲睦まじく抱き合っているように見える倉田課長と夕美だった。社内恋愛など言語道断といっていた夕美がまさか不倫しているかも知れないという事実に美波はショックを受ける。更に共有されている映像は、倉田課長の奥さんである陽子の目にも飛び込んでいる。

陽子はみるみる元気が無くなり、リモートワークでの本日の仕事を申し訳ないが取りやめさせて欲しいと美波に言った。その時、取引先から美波に電話が入る。夕美が担当していた際に、使用していた素材の使用期限が過ぎており、至急回答して欲しいとのこと。夕美からは何も聞いていないが、素材を確認しに会社に向かうことになった美波。会社には倉田課長と夕美がいる可能性があるが、自分が責任者であるため、止む無く会社に向かう。

会社につくと言い争っっている声が聞こえた。陽子が先に会社に乗り込んで、夕美を責め立てている。
夕美は適当な言い訳をしているが、録画されている事実を陽子から聞き、舌打ちをする。

２日後、夕美は早朝に出社し、録画映像を消していた。証拠を隠蔽し安心する夕美。
美波は出社後、録画データが他の誰かに見られると事態が大きくなると思い、自ら消そうと探していた。だが、録画映像は見つからない。その動きを見ていた夕美は、突然美波を怒鳴り散らした。

「データの修正終わったの？」

美波は覚えがない。夕美は今朝取引先からかかってきた電話を隣で聞いていたはずだからわかっているはずだと主張する。最早、美波は呆れていたが、内容もわからず、先方に確認し、対応しようと思っていた。

その後、倉田課長の担当先から電話が入った、倉田課長と打ち合わせがしたいが、スケジュールの確認をして欲しいということだった。スケジュールを確認すると、ちょうど来週、その取引先との定例会議があるのでその時課長が伺えると説明した。先方からの回答は、「定例会議なんか今までしたことないんですけど…。」

倉田課長が帰ってきたので、一連の流れを説明すると、入力ミスで消すのを忘れていたとのことであった。
ただ、定例会議はこの先何週間も定期的に入っていた。

美波は念のため、倉田課長と夕美のスケジュールを確認してみた。すると二人の有給や出張が異常なレベルで重なっている。一課の経費が多いという荒川先輩の言葉が脳裏をよぎる。二人の関係からしても何かあるのではないかと美波は察した。

休憩所で他の同僚に声を変えられる美波。倉田課長と夕美が不倫していると噂になっていた。土曜日の陽子と夕美の言い争いも社内に広まっていた。

そこへ、夕美が変な言いがかりをつけるなと怒鳴り込んでくる。陽子が勘違いしてイチャモンを付けてきて困っているとわめき散らす。美波も便乗して夕美を陥れるつもりかと怒鳴られる始末。

美波は意を決して、倉田課長の過去のスケジュールに記載している先にその日実際倉田課長が訪問したか確認シてみた。その様な事実はなかった。

その時…。

夕美から資料室に来るように呼び出しがあった。

資料室に入ると、夕美は美波に詰問する。美波が夕美の悪口を言いふらしている。これ以上言いふらしたら許さない。更に土曜日になぜ社内を写すカメラを起動させたのかと怒鳴り散らしてきた。

美波は荒川先輩に言われた言葉を思い出していた。「世の中に理不尽なことを自分本意に言ってくる人間はたくさんいる。その人間に対して自分を低くする必要はない。対抗できる術を身に着けなくてはいけない。ただ泣き寝入りしても悔しくないか」と。

美波は夕美のSNSの画面を出して、同じ日同じ時間に倉田課長と同じホテルに泊まっているがこれは偶然のはずないだろうと、夕美に言い返す。

「自分がこれまでになさったことを覚えていないのですか？自分のことは棚に上げて、他人を責めて陥れて、一度でも自分の言動や行動を省みて頂きたいです。」と続けて夕美に言った。そしてその場を去った。

自分のデスクに戻った美波は荒川先輩にことの全てを話し、証拠の画像も提出した。そして倉田課長と夕美を告発するために人事部に行くと荒川に告げた。荒川ももちろん同行することを約束した。

１週間後、倉田課長は懲戒解雇になった。使い込みが発覚したからだった。更に陽子とも離婚に向けて調停中だという。一方夕美は倉庫勤務に異動になった。

美波は荒川先輩と夕美は今どうしているのかと話していた。

夕美は倉庫勤務をしていた。相変わらず高いヒールを履いて…。そして転んだ。
ものすごい憎しみの表情を浮かべて…。

（７巻に続く）

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６巻感想

美波頑張りましたね！！やはり、倉田課長と夕美は不倫をしてました。
悪いことをすれば、必ず天が見ている！！
そう信じて生きていたいですよね…。

この作品を読むと、実社会で起こる理不尽なことに立ち向かう勇気が出る気がします。
共感出来る方は、６巻の結末のようなことにできるかも知れませんよ！

荒川先輩のような味方がいれば尚良しですね！！

「ワタシはいいの、ワタシはね」一読の価値アリ！！