種人ダービー２巻をお届けする！

成人式を迎えた幼稚園からの同級生３人が、優秀な男しか子孫を残せないという国策に巻き込まれていくサバイバルホラー。

種人の資格を得ることができずに不適格となったも者には「死」あるのみ。

ついに始まったオス選別試験。まだ死に直結していることを自覚できないでいる３人だが、第一レースが始まってしまう。

以下ネタバレを含むので、気になったら無料で試し読みして頂きたい！

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１巻のおさらいはコチラ！

２巻では、進んでいく第一レースで、佑がクリアのヒントを掴む内容。その後脱出を試みるのだが…。

２巻スタート！！

２巻ネタバレ

５分間で運命のパートナーを見つける第１レースが始まった。

下着姿の無数の女性が、成人男性の前に現れる。

どうやら５分以内で見つけないと殺処分されるようだ。

恐る恐る現れた女性を触ろうとする者もいる。

実際に肌感覚もあるし、触ると声も出す。仮想とは思えない仕上がりだ。

守人は現れた女性の胸を触って喜んでいる。

佑は冷静に、この状況は冗談でもなく、本当にクリアできないと死が待っていると感じている。

悩んでいる佑に翔哉が話しかけてくる。

翔哉は、こんな死を司る行事がゲームみたいでいい訳がない、必ず攻略法があるはずだと言った。

危機感の無い男たちは、現れた無抵抗のVRの胸を揉んだり、乳首を吸って楽しんでいる。

守人もその部類に入るのだが、佑と翔哉が引き止めた。

その時、３人の中学校の同級生の真人が話しかけてきた。

運命の女性を見つけたという。

そして真人は目の前の女性に抱きついた。

「ざんねーん」

その声とともに女性は消え、屈強な馬の被り物をした男に注射され、頭が破裂する。

飛び散る血を見て現実を感じる参加者たちは、パニックになり出口を探しだした。

パニックになり、取り乱す翔哉と守人だが、佑が冷静に攻略方法を考え始めている。

ここまでの成人式の道のりを思い出す佑。

すると何かを理解したのか佑は、両手を重ねあわせた。

すると、佑の目の前に運命のアザの女性が姿を現す。

その行動は、これまでのイベントを良く観察していないとできないものであった。

翔哉と守人も同じ行動をする。

３人が女性に抱きついてゲームをクリアしようとした時、佑が気づく。

何か違うと。

そして他の２人を連れて慌ててある方向に走り出した。

残り時間も無くなる寸前に…。

(3巻につづく）

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２巻を読んだ感想

このゲームが現実なのか空想なのかわからないまま進む中で、友人の死をきっかけに現実だと実感する３人。

時間が無い中で、冷静に状況判断をする佑の能力に驚いた。

更に２巻では本当の運命のパートナーへのたどり着き方について、含みを持たせているのでわからないが、実際の運命のパートナーをどうやって見つけるのかは次巻以降に持ち越しだ。

巻末の展開では、第一レースでクリアの糸口を見つけたのは３人だけの気がするが、その点についても次巻以降で判明するだろう。

他の人もクリア出来ないと、３人でのつぶしあいが始まってしまう。（実際クリアしたかも現時点ではわからないが…。）

まだまだ謎めいたストーリーで、現時点での感想とすれば、「続きが気になる」の一言に尽きる。

継続してウォッチするべき作品である！