子宮で償え！５話ネタバレ・感想！ナズナは殺していないかもしれない…。

子宮で償え！5話を紹介する！

死刑宣告を受けた倉田菜美子は、死刑の代わりに代理母として、健康な子宮を維持できる間は他人の子供を産み続けることを選択する。

非公表の囚人代理母収容施設にて生涯を過ごすことになった菜美子は名前をナズナと変え、新たな人生を歩むことになった。

ナズナは特別に自分の子供を見ることが許された。

それと同時に新たな決意をする！

一方で殺人の動機となった元夫の不倫相手である優華には、何やら怪しい動きが…。

これから先、ネタバレ部分を含みます。
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５話ネタバレ

ナズナのお腹から子供はいなくなった。
喪失感が高まるナズナ。

ただ、ナズナにチャンスが訪れる。
施設から日本本土までの連絡ヘリが悪天候で飛べず、ナズナの子供はまだ施設にいた。
初乳を与えなくてはならず、所長から搾乳器に出すように命じられる。

ナズナは土下座をして直接乳を与えたいとお願いし、許可されるのであるが、もうひとり別の赤ちゃんにも乳をあげることが条件だと言った。

ナズナは無事自分の子に乳を与え、見送ることもできた。
ただ決して泣かなかった…。

もう一人の赤ちゃんは、先日飛び降り自殺した女の子だという。
先天性の疾患が発覚し、本当の夫婦から引取を拒否されたという。
子供用の臓器提供者になる運命だと所長に聞かされる。
殺すために育てられる理不尽な現実にショックをうけるが、それと同時にその子の顔が脳裏に焼き付いて離れない。

ナズナは自分が殺してしまった幼い兄弟の顔も自分の脳裏に焼き付ける必要があると感じた。
罪の意識からだった。

被害者の顔を見ていると、火災が起きる直前の映像というタイトルの動画が投稿されていることに気がつくナズナ。
その動画にはアパートに忍び寄るナズナの姿と、ベランダでタバコを吸っている元夫の不倫相手の優華（ゆうか）が映っていた。

証言台では、寝ていたよ供述していたのに違和感を覚えるナズナ。

その時、野バラがランについて相談に来る。
ランは流産をしたのだが、施設から今後どうするか選べと言われたらしい。
産み続けるか、死ぬかだ…。

ランはもう疲れたから安楽死を選ぶと言っている。
ナズナはここに来る時に所長に言われたことを思い出した。

死んで償うか、産んで償うか、産み終えた先には自由を与えようと…。

産めなくなれば結局死が待っているのかと思うナズナ。
野バラも最古参はサクラであり、実際に産めなくなった者がいないから真偽の程は不明だという。

その時、掃除婦が話しかけてきた。
自分がその例だという。
三人産んで子宮がダメになった後は、施設で働けているという。
ランもそういう処遇にはできないのかと嘆いていた。

その時、コシカとダリアも何やら怪しい動きをしていた。
脱獄の計画だった…。

最後は優華。
放火前の動画が投稿されていることに気づき、慌てている。
そこに現れたのは矢分下要（やぶした　かなめ）。

優華が働いているキャバクラの常連だった。
優華に貢ぎながら相手にされず、ストーカーをしていたという。

そして言った。
全部見ていた。子供を殺したのはお前だな。

優華の顔が凍りついた…。

（６話につづく）

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５話感想

なかなかハードな世界だ。
引取を拒否される子供は臓器提供をする側にまわってしまう。

親がはっきりしているから成り立つが、下手をすれば臓器提供工場だ。
こんなことは日本の現実では起こらないだろうが、世界では臓器売買で金を稼ぐために、生まれながらに売られる子供がいると聞いたことがある。

悲しい現実だし、犯罪であろう。
人間の命は決して軽視されるべきものではないと思わされた。

そして優華の怪しさがアップと共にナズナの冤罪疑惑が浮上した。

色々な人間に展開があって読んでいて面白い！
さて次はどうなるかチェックだ！