子宮で償え!3話を紹介する!
死刑宣告を受けた倉田菜美子は、死刑の代わりに代理母として、健康な子宮を維持できる間は他人の子供を産み続けることを選択する。
非公表の囚人代理母収容施設にて生涯を過ごすことになった菜美子は名前をナズナと変え、新たな人生を歩むことになった。
人望や判断力に優れているナズナ!
正論を振りかざすナズナは施設で上手くやっていけるのか?
これから先、ネタバレ部分を含みます。
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3話ネタバレ
所長より妊娠が告げられた。
妊娠中の注意事項がナズナに掲示される。
胎児に関する質問や名前をつける行為が禁止されている。
自分は完全に器だと認識するナズナ。
母になる実感とともに、元夫の不倫相手の姿が思い出され悩むナズナ。
そのころ元夫の智哉と不倫相手は同棲していた。
智哉は毎日亡くなった二人の子供のお骨に土下座させられていた。
自分の元妻が犯した罪…。
原因は自分だ。
菜美子を裏切った代償を支払っていた。
休憩中のナズナを見ている女がいた。
外国人だ。
外国語を短大で学んでいたナズナは話しかける。
女はコシカ。
チェイ共和国という国の出身だという。
コシカの罪は死刑になるほどのものではないが、日本にいわば売られてきたようだ。
それほどまでに日本の少子化がひどいのかと痛感するナズナ。
さらによく話を聞くとコシカは無罪の可能性もある。
ナズナは所長に呼び出され、出生前診断の説明を受けることになった。
所長に会える機会だったため、コシカの裁判をもう一度やり直すことはできないか確認するナズナ。
一囚人の越権行為に所長は憤慨する。
所長は裏でナズナの能力を恐れていた。
ナズナは頭脳面や判断力のテストで囚人の誰よりも優秀だった。
コシカに近づくのはサクラ。
ナズナと親しくすることを遠回しに注意する。
サクラは所長から時期所長候補として可愛がられていたが、ナズナの能力を所長から聞かされており、危機感を抱いていた。
サクラは、今も昔も死刑になる犯罪を犯しているのがナズナであり、囚人の格は永遠に最下層であると告げる。
品のあるサクラが自分に攻撃的なことに驚いたナズナであった。
ナズナは所長に警戒され出す。
今度は飛び降り自殺者が出たのだが、こんなに頻繁に自殺者が出ることがおかしいと所長に申し出る。
自分たちが産む役割があるのに、この状況のままで言い訳がない。
そう思うナズナだった。
(4話につづく)
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3話感想
智哉の不倫相手がヤバイ。
悪い顔をしすぎている。
普通はいくらなんでも別れると思うけど、しぶとく智哉から搾り取ろうとしている。
悪い女と付き合った智哉もまた悲惨だ。
またナズナの優秀さが新たな亀裂を生んでいる。
品のいいサクラが敵対心むき出しでナズナと対峙した。
子供を産めなくなったら囚人はどうなるのだろう?
その点も、サクラを焦らす原因になっているかも知れない。
また所長も女として、母としての苦しみを抱えているような描写があった。
産んだのに実の子を一度も抱けない事態に遭遇してる様子だ。
もしかして元囚人なのか?
そんな疑問が湧いたストーリーだった。
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