死刑島【6巻ネタバレ・感想】流川の過去、復讐者が死刑囚の中に…。

死刑島6巻をお届けする。

本作は、著名な漫画原作者である剣名舞先生が原作・脚本舞台である「死刑島」のコミカライズ作品であることは、1巻の紹介でも書いたのだが、実に奥が深い。

死刑囚個人の描写と復讐者によって復讐をされる現在の死刑囚達の描写が同時進行していく。
これから死刑が執行されるという緊迫感よりも、なぜこのようなことをするのかといった、率直な疑問を解決していくという展開。サスペンス要素が強いと思う。

6巻では、「流川巧」の過去と密室での出来事が進捗する展開となっている。

記憶を亡くした死刑囚達が、自分たちの犯した過ちを思い出しながら、死刑執行人である「ハングマン」からの死刑ゲームに立ち向かっていく…。

これから先、ネタバレ部分を含みます。
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5巻のおさらいはコチラから

6巻ネタバレ
ー 流川の過去、リベンジャーの正体が知りたい ー

「この中にリベンジャーがいる」

国から指定を受け、特別に復讐する権利を与えられた遺族のことだと、死刑囚の流川巧が言った。

そう切り出した流川に見覚えがあると安西が言い出した。

「アンタ、キラだよね?」

意味深な名前を口にする安西。

流川の過去が回想される。

流川は法で裁けない悪人を裁くための闇サイトを運営していた。

そこには数多くの理不尽な目にあった人たちからの書き込みが殺到していた。

流川はそのサイトを運営していく中で罪を犯し、死刑囚になったのだ。

さらに流川は、現行の国内における死刑制度について深く疑問に思っているという。

長々と話をした後に、流川は自分はリベンジャーではない事を主張する。

そして本物のリベンジャーはこの中の誰かであることをメンバーに告げる。

メンバーはリベンジャーの正体を教えるように流川に言うが、面白さに欠けるという理由で流川は話をはぐらかした。

そして…

「そろそろさよならだ」

部屋の証明が切れ、またあたりは真っ暗になった。

再度意識を失うメンバー達…

再び全員が起き上がったときには、流川の姿はもう無かった。

(7巻につづく)

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6巻を読んだ感想

登場人物の罪状、いなくなった人が誰なのかわからなくなってしまいそうなので、一旦整理をしてみた。

【死刑囚】
・桐谷 洋一:2巻で過去の回想。看護師。
・藤 峰子:3巻で過去の回想。本人は無罪を主張。
・流川 巧:6巻で過去の回想。闇サイト運営。
・野島 康太:4巻で過去の回想。
・甲斐 修司:詳細不明
・小畑 里杏:詳細不明
・安西 摩耶:詳細不明
・乃田 めぐみ:5巻で過去の回想。元ピアニスト。

現在部屋から姿を消している人物:流川・野島・乃田

甲斐・小畑・安西の3人は過去の犯罪歴がまだ不明であり、今後判明していくと思われるので、リベンジャーの正体はその後に判明すると思われる。

消息不明の流川がリベンジャーを知っているような様子であったので、過去繋がりがある人物がメンバーにいるか、犯罪歴を聞いて判断したのであれば、桐谷・藤・野島・乃田の4人の中にリベンジャーがいると思われる。

また、部屋から消えた人物達はどこにいったのかもポイントになりそう。流川は部屋から出るとどこに向かうのか知っている感じを出していた。

まだまだ先は長そうだが、過去の回想がまだ無い3人の回想と、密室での出来事が同時に進捗していくだろう。

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