ぬかるみ～愛と復讐の波間に(7)をお届けします！
由真は新名の家に行き、新名と一晩を過ごす。
北澤はマオとHをしたのだが、唐突に人を殺すことに興味があるのかをマオに聞き、マオは引いている。
一方で河川敷殺人事件の一部が明かされたのだが、そこに登場してきたのは北澤だった。
譲と北澤、譲と由梨奈はつながりがあることが判明している。
流れがだいぶ出てきており、登場人物一人一人の場面転換が激しくなってきています。
由真が事件に巻き込まれるような感じはいまのところありませんが、新名自体が譲や北澤、由梨奈と裏で繋がっている感じが出てきています！
（７）では、河川敷殺人事件の詳細がさらに進捗していきます。
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（７）ネタバレ
那須と志帆美は河川敷にいた。
下着姿の志帆美から二人は河川敷でヤッていたようだ。
河川敷殺人について志帆美が話し出す。
全裸の女性が川を流れていて、背中にものすごい切り傷があったことや、裸足で逃げ回ったことが想像できるくらい足の裏はひどい状況だったことを那須に説明する。
「猟奇殺人に興味がある」
突然、志帆美がつぶやいた。
那須は軽く受け流したが、志帆美の異常性を少し意識したようだった。
新名の部屋では、新名に抱かれた由真が遊びかどうかを新名に確認している。
遊びでは無いことを由真に説明し、自宅の合鍵を渡す新名。
好きな時に家に入っていいと由真に告げる。
その頃、河川敷殺人に関与している可能性が高い北澤は、女の首を絞めている時の事を思い出していた。
死にそうになっている女の顔や、痙攣してる姿を思い出して興奮している。
たまらなくなった北澤は、譲にメールをした。
「次はないのか？」
譲は無いと返信し、北澤から連絡するなと注意する。
その時、那須からメールが来る。
那須は昨日志帆美との会話で、彼女が殺人に興味があることを北澤に知らせる。
何かを思いついた様子の北澤であった。
譲のもとには、本日の由真の動きを報告するために綾香が訪れていた。
綾香は友達のナホが譲の行動に疑問を持っており、警察に通報したほうが良いと話してしまう。
譲はその話を聞いて、ナホは厄介だと感じていた。
（８）につづく
（７）感想
殺人犯と思われる北澤が、殺人に興味のある志帆美を見つけてしまうという展開が待っていました…。
もしかすると、ターゲットは由真なのかもしれません。
新名が女を見つける、捨てた女の処理を譲に任せる、自分で処理できない？したくない譲が北澤を使う。
という考察をたててみました。
殺人の快感を欲している北澤と殺人に興味のある志帆美。
次回以降、何かを起こしそうな予感しかありません！
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