ぬかるみ~愛と復讐の波間に(11)をお届けします!
河川敷殺人事件に関して、護が関与している可能性に気づき始めた由梨奈。
殺人に興味がある志帆美は、那須と不倫をしている。
由真は新名の家に泊まり、幸福感を味わっている。
(11)では、個人個人の動きに加えてついに殺人が発生します!
最初に殺されてしまうのは、果たして誰なのか?
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(11)ネタバレ
保育園で園児と遊ぶ凛子が登場する。
凛子は保育士だった。
職員室で椛から来たメールを確認する。
椛が必死な様子を見てニヤつく凛子。
凛子は新名に興味があるのだ。
場面は志帆美に移る。
志帆美は職場に出勤したが、どうやら遅刻をした様子。
1人で淡々と仕事をする。
休憩時間に携帯をチェックすると北澤からメールが来ていた。
マオと接触したことを褒める北澤。
マオは太ちゃんが自分の家に転がり込んできたことで、気分が高揚している。
食器などの生活用品を買い揃えていた。
章太郎はというと、自宅でゴロゴロしているが、母親が男を連れ込んでいるのに気づくと、無表情で家を出ていく。
章太郎は家庭環境に問題があるようだ。
美紀は中古車販売店に事務として勤務しているが、この日も残業を言い渡されていた。
社長とは給料を上げてもらえるというだけで、車内でフェラをするくらいの仲だ。
そして那須なのだが…。
一人親方として独立が決まった矢先、出勤してこない。
棟梁以下、仲間が心配するが独立が決まった喜びで飲みすぎたんだろうと思ったくらいであった。
由真は職場で綾香と話していた。
この日は新名の家から出勤してきた由真だが、目ざとい綾香はいつもと違い歩きで出勤してきたことを見逃さなかった。
適当にごまかす由真だが、彼氏がいるかしつこく聞いてくる。
合鍵はもらったがまだ彼氏といえるかは自分自身で自信がない由真であった。
由梨奈はホテルの仕事中に河川敷殺人の被害者が護と接点があることに気がついてしまったが、警察に情報提供しようか悩んでいた。
ただ、警察に自分自身の事も調べられると厄介だということも認識していた。
由梨奈に警戒されている護は、ナホの追跡を綾香に見られたことで、綾香を殺そうと考えていた。
警察に通報される可能性を考えると、ナホを先に殺し、その次が綾香だ。
ただ、自分の手を汚したくないと考えた譲は、うってつけの人物を考えていた。
そう、北澤だ。
北澤に相談したいことがあるとメールを打つ。
その頃、1人の女性が子供を乗せて車を運転していた。
自分の母親の悪口を叫びながら運転しているが、子供にたしなめられている。
那須の妻と子供だった。子供が那須に早く会いたがっている。
自宅の鍵は開いている。
リビングに入ると、そこには仰向けに転がった那須の死体があった…。
(11)感想
いよいよ!って感じの展開になりました!
最初の犠牲者は那須でしたね…。
普通に考えると、犯人は志帆美なんですが、どうでしょう?
殺人に興味があって、那須の家に来ていて、仕事も遅刻して出勤。
志帆美で確定かと思いますが、単純過ぎですか?
そのあたりは、次回以降の楽しみにとっておきたいと思います。
譲も北澤に殺人を依頼していましたし、事件が連続しそうな予感がします!
不気味なのが新名ですね。
由真に固執しているのですが、まだ直接何かアクションを起こしているわけでは有りません。
由真が事件に巻き込まれるのはもう少し先になりそうです!
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