君に愛されて痛かった2話を紹介していく!
苛烈なイジメを経験し、人格形成において大きな支障をきたした「かなえ」
高校ではクラスの中心的なグループに所属するも、周りに合わせるのが精いっぱいであり、常に何かに怯えて生活していた。
援助交際をしているかなえだが、援交は自分を必要としてくれる存在がいるということを認識するために行っている。
2話では、寛に援交現場を見つかる場面から始まり、幼馴染の鳴海が登場する。
これから先、ネタバレ部分を含みます。
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2話ネタバレ
寛に連れられた神社で問い詰められながらも心配されるかなえ。
自分の領域を侵されたかなえは激高する。
そして号泣するのだ。
援交を当然ながら否定する寛。
精神的に脆いかなえは、錯乱しながら家に帰る。
家には母親と弟がいたが、疎ましく思われているかなえ。
自分の家にも居場所は無い。
落ち込んだ時にいつもいく、団地内の指定席で座り込む。
寛にもし援交をバラされたらと思うと気が気ではない。
原付を引きながらかなえを呼ぶ少年が近づいてくる。
幼なじみの鳴海だ。
彼も素行が悪い。
顔面はボコボコの状態ながらも笑顔だ。
鳴海には何でも話せるかなえは今日あったことを相談する。
なるようにしかならないが、不安になったらいつでも呼べと実に頼もしい存在の鳴海。
援交が悪いと考えるのが普通の世界なのか?
かなえの世界は違っていた…。
翌日、学校へ行くと援交のことは誰にも広まっていなかった。
笑顔で迎える友達。
その時、一花が冷めた目で一言…。
「あんた、寛君とヤッた?」
(3話につづく)
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2話感想
かなえが持つ異質の感覚、感性、世界観は、家庭の影響やイジメによって形成されたものであることは間違いない。
自分を守ってくれるもの、必要としてくれるものに異様に固執する感覚、これが今後のかなえの人生に大きな影響を与えていくのだろう。
2話では幼馴染の鳴海が登場してきた。
見るからにはみ出し者といった感じだが、心はとても純粋なイメージを持った。
かなえを守る存在となっているが、これからのかなえとの関係がどうなっていくか注目したい!
グループのリーダーである一花に、気に入った男子を取ったと思われると、これからのかなえの学校生活に大きな支障が出てくるだろう!
次も注目して読んでいきたい。
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