恋の六道、愛の辻7話をお届けします!
イヤイヤ仕事に向かう朝の通勤、疲れて帰ってきた夜、失恋した人、元気になりたい人…。
この漫画は読むと心が晴れやかになって、とてもスッキリした気持ちになることができます。
恋愛に興味が無い主人公や後ろ向きな主人公、様々な主人公が登場するオムニバス形式の恋愛漫画を読んで、一日の始まりの元気や明日への活力に繋げてください!
7話は、老人ホームで働く若き青年とボランティアでやってきたフリーター女子の恋物語。
希望を持って働いていた主人公は、いつの間にか当たり前の事を忘れていた。
そこに現れたボランティアの女子は、主人公の奥底に眠っていた気持ちを蘇らせる!
これから先、ネタバレ部分を含みます。
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7話ネタバレ
宮本徹(みやもととおる)は、老人ホームで働いていた。
研修生として働き始めて10年目、もう介護職員として先頭をきって老人ホームで働いている。
そんな老人ホームも豪雨被害によって大きなダメージを負ってしまい、今は復旧作業の真っ只中だ。
高齢の入居者も多く、認知が進んでいる人も多く抱えていた。
特に入居者の木下のおばあちゃんは、10年前に徹が研修生の時からの付き合いで、お互いとても大切にし合う関係だった。
そんなおばあちゃんも認知が進んでおり、昔のようにスムーズな対応ができなくなっていた。
復旧作業の合間に、様子を度々見に行く徹だが、作業が気になり最低限の対応で済ませていた。
そんな状況の中、派遣されたボランティアが応援に駆けつけてくれることになったのだが、その中に藤野まりがいた。
まだ若く、彼女はフリーターだというが、豪雨被害を目の当たりにして、いてもたってもいられなくなり駆けつけたというのだ。
「入居者の様子はどうなっていますか?」
まりは徹にたずねるのであるが、部外者にいちいち口を出されることでもないと適当にあしらう徹。
まりの細かい問いかけに、うんざりし始めた時、復旧現場に木下のおばあちゃんが現れたのだ。
湯呑が無くなったというのだが、早く部屋に戻るように促す徹。
その様子を見ていたまりは、木下のおばあちゃんに付き添い、一緒に湯呑を探しましょうと歩みを共にしたのだ。
しばらくして様子を見に行く徹だが、そこで見た光景は湯呑を見つけたまりに木下のおばあちゃんがありがとうと何度も感謝をしている姿だった。
徹は10年前に同じように木下のおばあちゃんに感謝されて、とてもやりがいを感じたことを思い出していた。
自分がそもそも人のために働くことに充実感を得ていたことを思い出したのだ。
まり達ボランティアが現場を後にする時がきた。
徹はまりに声をかけ、おばあちゃんの対応にお礼をいうのだが、まりも人のために何かしたいという思いがとても強いことを感じた徹。
いつの間にか当たり前になっていた介護の仕事であったが、やる気がみなぎる徹であった。
(8話につづく)
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7話感想
自分の気持ちを思い出させてくれたまりに、少し励まされた徹。
恋愛に繋がるようなアクションは見られなかったが、こんな子を彼女にしたら、前向きに生きていけると思ったのではないでしょうか?
実にお似合いの二人に見えたのですが、ここからどういった関係になっていくのかとても楽しみです!
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