君に愛されて痛かった３６話ネタバレ感想！悩む高校生たち…。

君に愛されて痛かった３６話を紹介していく！

肩を故障してリハビリ中の寛。

かなえに野球なんて辞めればいいのにと言われ、激怒する。

親友の越智のもとを訪れた寛は、越智の優しさを感じながらも、練習復帰に焦っていた。

焦らずに治すこと優先しろという越智と喧嘩になってしまい、寛は越智が言われて一番イヤな父親の話をしてしまう。

３６話では、寛と越智のケンカの続きと久しぶりにかなえが登場する！

これから先、ネタバレ部分を含みます。
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３６話ネタバレ

寛の胸ぐらを掴み、激昂してしまう越智。

「オヤジは今関係ねーだろ！」

越智は怒鳴りながら、昔の記憶を思い出していた。
父親に怒られて寛に相談した時に、オヤジは関係ないだろ。
俺と野球がやりたいならやろーぜ。
お前のリードで勝とうと言われたことを…。

「帰れ…。」

越智は小さな声で言った。
寛は誰の指図も受けずに自分で決めると言った。
宣言通り、明日から復帰するという。

練習内容もコーチと相談して決めると言った時、越智がそれは無理だと言った。
コーチは寛が休養中に契約解除されていた。
寛専門のコーチだからだった。

それでも復帰をすると言い張る寛にもう勝手にしろと越智は家の中に入ってしまった。
納得がいかないまま帰宅する寛。

その頃かなえは援交相手とホテルにいた。
ぼーっと見るTV。
高校野球の特集が流れている。
TVを消すかなえ。

援交相手はスポーツ経験がないからつまらないと思うのだと言った。
経験したことがあれば、共感できると…。

「若いから色々経験しておきなよ」

その言葉にかなえがキレる。
自分が楽しくないのはろくな生活をしていないからだと言いたいのかと逆上する。

お決まりの一人で瞳孔を開いてぶつぶつウザイと唱え続けている。
援交相手は異常な様子に帰ろうとする。

「今日、泊まるって言ってなかった？帰るの？」

今度は急に泣きながらすがりつく。
くしゃくしゃの札を渡して援交相手は出ていった。

閉まったドアを見つめ続けるかなえ。

（３７話につづく）

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３６話感想

登場人物たちの感情の起伏が激しい。
異常性を感じるのはかなえだが、寛と越智は青春という感じである。

少し読んでいて刺激が足りない感じがあるのだが、深い心理描写に読みごたえはある。

かなえと寛は別の道を行くのだろうか？
もう交わることは無いのか？

そんなことを感じた３６話だった。