君に愛されて痛かった33話を紹介していく!
肩腱板損傷によりリハビリが必要となった寛。
再びピッチャーとしてマウンドに上がれるかはわからないのだが、必ず復帰することを誓う寛。
リハビリ中にかなえに会いに行くのだが、そこまで犠牲にして野球をやる必要があるのか?と、かなえは寛に聞いてしまう。
33話では、寛と当然ながら口論となり決別してしまう。
かなえはまたしても自暴自棄になって、振り出しに戻ってしまう…。
これから先、ネタバレ部分を含みます。
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33話ネタバレ
「それは野球を辞めろって言う意味?」
顔色が変わった寛はかなえに詰め寄った。
ものすごく覚めた目で上から見下ろす寛。
かなえは震えながら、周りの価値観で寛がグチャグチャにされるのが嫌だと言った。
寛は全く理解できなかった。
親でさえ、考え方が違うのだから同じ考えじゃないのは普通のことだと言い、来た方向に振り向き、歩みを進めた。
帰ってしまう寛を引き止めようとするが、寛の態度は見たことがないものになっていた。
「さわんじゃねーよ」
寛は自分のために野球をやっている。
他人が自分の野球をどう思うかなんて関係ないと言って去っていった。
寛の普通はかなえの特別であり、かなえの普通は寛にとって苦痛だった。
団地の階段の踊り場ーーーー
かなえは息を荒くして、スマホをいじっていた。
寛は自分に優しくしてくれたから勘違いしたのだ。
普通じゃない私が普通になれると思ってしまったと思うと気持ち悪くなってきた。
恒例の逃げの時間がやってきた。
ホテルで援交するかなえ。
相手のオヤジは何でこんな事をしているのか聞いてきた。
いつものかなえなら丁寧に答えるのだが、この日は違う。
久しぶりに見せる突き刺すような目をして言った。
「うるさいな、どうでもいいんだよそんなこと。」
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33話感想
まあ、そうなるわなって感じの寛とのやり取りだったが、ここからかなえがどんどん転落していくのか?と思って見ることにしたら、鋭い視線のかなえが久々に登場して、コレだよコレと言った展開に満足した。
寛と関係を修復するには並大抵の努力ではできないだろうし、もう無理かも知れない。
心の拠り所となるのはとみ子だろうが、里虹から電話がかかってきたとみ子が今どうなっているかわからないが、再びかなえがハブられるような事態が起きるかもしれない。
もう一人は鳴海だが、鳴海は捕まっている。
仮に出てきたとしても寛を傷つけた張本人であり、鳴海と関係があるだけで、寛にとってはかなえはアウトだ。
八方塞がりな気がするが、ここからかなえは落ちていってしまうのか?
少し、本来のテイストを感じて面白くなってきた!
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