君に愛されて痛かった21話を紹介していく!
寛とのデートに現れた元カノ「奈々」の存在に心を乱されたかなえ。
とみ子に寛との関係を軽いものだと指摘され、暴力をふるってしまう。
その事実はかなえが最も忌み嫌う母親に知れるところとなり、母親から家を追い出されてしまった。
21話では、場面が変わり、寛と越智の馴れ初めを中心に描写されている。
また、かなえから突然送られてきたメールに寛の思考は停止する…。
これから先、ネタバレ部分を含みます。
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21話ネタバレ
寛が野球部監督からぶん殴られるところから始まる。
もう野球部を辞めろという監督に頭を下げ、何とか続けることができた寛は、そんなことがあったとも思えないような笑顔で越智と帰り道を歩いていた。
越智は真剣に寛に問いかける。
幼い頃から寛の野球を間近で見てきた越智にとって、最近の寛のプレーはありえないのだ。
同じミスを連発し、意志と体が一致していないプレーは、もはや何か問題を抱えているとしか思えなかった。
「痛いんだろうが肩が!」
鳴海に襲われた事を周りに報告していなかった寛。
その場に居合わせた越智は全ての事実を知っている。
監督に報告に行くと越智は後ろ姿の寛に言うのだが…。
「お前に俺の何がわかんだよ!」
寛は怒鳴って帰っていった。
越智は野球を始めた頃から父親が怖かった。
体裁を気にする父親は、自分がやっていた野球を息子が始めた時から、野球のできない息子は息子で無くなっていた。
自分だけ死にものぐるいでやる野球…。越智は野球がつまらなかった。
その時寛がチームに入ってきたのだ。
楽しそうにヘラヘラして野球をやる姿にムカつく越智。
キャッチャーだった越智は試合でピッチャーの寛とバッテリーを組んだ。
父親から指導された配給理論。
その通り投げても打たれたら怒られるのは自分だ。
寛は越智に一言だけ言った。
「お前が投げさせたいところに俺は全力で投げるだけだ」
見事試合に勝った。
父親の配給でも自分自身のリードでもない。
今日勝ったのは間違いなく寛の力だった。
それから越智は寛に心酔している。
こいつと野球がやりたい。
越智はさっきのやりとりを謝るメールを寛に送ったのだが…。
越智がメールを送っている時、寛はかなえからもらったメールを見ていた。
(寛くん、私とエッチしたいの?したいならしてもいいよ)
寛の動きが止まった…。
(22話につづく)
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21話感想
寛と越智とのなれそめに終始した回。
男の友情という意味での愛情を寛に注ぐ越智。
かなえが抱く寛への愛情とはまた違った面での愛情をこの回では表現されている。
鳴海に壊された肩はやはり治っていなかった。
隠して肩が壊れれば、寛から笑顔が消えてしまう。
そんな結末はあまり見たくはないのだが、そんな展開になりそうな気がする…。
一方でかなえが送ったメールにフリーズする寛。
突然送られてきた内容としてはなかなかパンチが効いているのだが、寛はカラダ目当てで無いことは明白なので、一波乱ありそう。
21話は寛に対する2つの愛を表現した回だった!
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