君に愛されて痛かった15話を紹介していく!
鳴海に襲われた寛。
そんなことは全く知らないかなえは、日常生活で友達の大切さを実感したかなえは、束の間の幸せな時間を過ごしていた。
15話では、久々に一花が登場する!
かなえと鳴海によって暴行されてしまった一花は不登校になっていたのだが、勇気を出して登校する様子が描かれてます!
しかし登校後に一花を待ち受けていたものは、一花が想像していたものとは正反対だった。
これから先、ネタバレ部分を含みます。
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15話ネタバレ
一花の家ーーーー
朝食を食べる一花と父親。
キッチンには母親がいた。
今日、一花は登校しようとしていた。
父親は心配そうに大丈夫なのかとしつこく聞いているが、その声を制し、一花は玄関を出た。
何かあったら連絡し、無理だったら帰ってくると笑顔を見せる一花。
今までと変わらず、バスで登校しているのだが、何かが違う…。
周りの視線や会話で、暴行された時の様子がフラッシュバックされてしまう。
混んでくる車内。
ぶつかってしまった男性が、暴行した男に見える。
お尻に当たってくる女子高生のかばんの感覚も、暴行されている感覚にしか思えなくなってきた。
「お、降ります!!!」
バスを降りる一花。
もう無理そうだと諦めかけたのだが、友達の待っている学校へ行こうと決心する。
やっとの思いで教室にたどりつく一花。
そこにはとみ子・瑠奈・里虹のいつものメンバーがいた。
「おはよう!」
一花はありったけの明るい声を出して挨拶した。
三人の反応は、一花が予想していたものとは正反対だった。
一瞬、驚いた表情を見せる三人であったが、その後は完全にシカトされた。
なぜ自分が無視されるのか全く理解できないのだが、その一花の目にもっと衝撃的な光景が飛び込んでくる。
かなえが教室に入ってくるとかなえを迎え入れる三人。
「どうしよう….。ひとりになっちゃう」
一花の顔は引きつっている…。
(16話につづく)
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15話感想
因果応報なのか、それとも付き合っていた友達が悪いのか、とにかく一花は孤立してしまった。
いくらかなえにヒドイ仕打ちをしたとしても、一花も相当な苦痛を精神的にも肉体的にも受けている。
かなえと一花の被害レベルはお互いにしかわからないし、誰かが決めて良いことではない。
ただ、一花は完全に犯罪被害者である。
一花の両親は、暴行された事実は知らないのだろうか?
母親が精神疾患についてスマホを見ている描写はあったのだが、暴行されたことが原因だということについては触れられてはいない。
通常であれば被害届も出すだろうし、その辺はあまり作品の進行上、意味のない描写だから触れられていないのかもしれない。
かなえと自分の味方だと思っていた友達が一緒のグループになっている事実はあまりにショックだろうが、かなえが一花にどのように対応するかがポイントになってくるだろう!
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