けだものたちの時間~狂依存症候群~3話を紹介していく!
虐待シーンといえば良いのか性暴力シーンといえば良いのか、とにかく強烈なグロさを放っている作品の第3話。
どーんと重たい空気を読んだ後に感じるのだが、ゾワゾワする感覚が徐々に中毒化していく作品。
今回は、主人公と拉致した男の共通項が判明することで、二人の関係に少し変化が見られるようになる。
お互いに共通点はかなり衝撃を受ける内容だった!
これから先、ネタバレ部分を含みます。
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3話ネタバレ
死ねよ!
今井が愛理の首を絞める。
理解できない暴力に顔を歪める愛理。
いつまでここにいなくてはいけないのだろう…。
愛理の苦痛は続いていく。
バイト先では無気力で誰とも話さない今井。
いつも通りの態度でバイトを終えた今井は、化粧品を買い直してきて愛理に渡す。
愛理はもう何もいらないから介抱して欲しいと懇願するのだが、今井は愛理の機嫌を取りながら開放する気はサラサラ無い。
愛理は脱出するきっかけを何とかつかもうと思考を巡らす。
今井から情報を引き出そうと、積極的に話しかけることにした。
今井の名前は「宏和」(ひろかず)というらしい。
だが、なれなれしく話しかけてくる愛理を軽く交わす今井。
愛理が調子に乗ってきたと思った今井は、再び調教に入る。
愛理の局部に棒を何本も刺し込み、虐待する。
愛理が処女では無かった事が残念だったと言いながら、初体験、経験人数などを聞いてくる。
答える気のない愛理だが、今井は顔面を殴打する。
お父さん!
震えながらもありったけの声を出す愛理。
愛理は父親に性的虐待を受けており、経験も父親しかいないという。
セッ○スは痛いし、嫌いだとつぶやいた愛理に、意外な顔を見せる今井。
翌日、会話に努めようとする愛理は、今井にバイトのことや家族のこと、生い立ちを尋ねた。
今井の母親は7年前に自殺しているという。
父親は蒸発して存在すら知らないという今井。
今井が母親について話し出す。
家のゴミも母親が集めてきたようで、近所からは嫌われており、近づいては行けない家として、今井も小さい頃から孤独だった。
家に帰ると精神異常の母親から虐待を受けていたようで、愛理が入っている箱は、もともと今井が入れられていたものだ。
そして虐待した後は、決まってお菓子やケーキを買ってきて、いい子にしてれば優しくすると言った。
今井は母親との想い出の最後に語りだした。
今井の初体験は母親で11歳の時だという。
同じような境遇にあった二人。
愛理が風呂に入り、今井が洗いながら幼い頃の虐待の記憶をお互い話しあう。
愛理は今井に風呂に入ればといった。
湯船に二人で浸かるのだが、愛理は今井の体の傷を見て、辛かったねと抱きしめた。
湯船で抱き合う二人。
愛理の目には涙が浮かんでいるのだが…。
(4話につづく)
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3話感想
よく聞く虐待やDVというのは、ヒドイことをした後に、優しくすることで依存性を高めると聞いたことがある。
そして虐待された子供は、自分の子を虐待する確率が著しく上がるというのだが、まさにそうかもしれない。
作品と関係ないことを書いてしまったが、今回はお互いが同じ境遇だった。
今井も愛理が虐待されて育ったことまでは知らなかったようだ。
グロさが極まっていたが、お互いが虐待されていたという事実がわかってから、距離感を縮めていく二人を見て、話の中身が濃くて、深いのではと思い始めるようになってきた。
最後の愛理の涙やお互いが抱き合っている様は、愛理の作戦なのか、心が通じてしまったのか?
気になってしまう展開だった!
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