「JKからやり直すシルバープラン」１巻をお届けします！
２０２１年１１月１０日（水）深夜１時～１時３０分スタートでテレビ東京系列にてドラマ化が決定！
いわゆる「水２５」というくくりのドラマ枠での放送ですね。
鈴木ゆうか＆小宮璃央W主演ということで、放送までに原作マンガを読み切りたいと思います！
「タイムリープ」ものということで、ヒットするテーマの一つではありますよね！
今なら、「東京卍リベンジャーズ」なんかがまさにタイムリープものです！
タイムスリップと何が違うの？なんて思っていましたが、意識だけが時空を超えることをタイムリープと表現するようです。
この作品は名家に生まれ、バブル時代に富と権力を極めた傲慢お嬢様「二ノ宮小百合」が、バブル崩壊とともに落ちぶれて、４６歳になった現在はホームレスとして生活しているところから始まります！
ある出来事により、高校時代にタイムリープすることになった小百合ですが、心は４６歳のホームレスです。
自分の未来を知っているだけに、二ノ宮家の未来を守るため、お金がなくても幸せに生きられるようにと、JK時代を一生懸命やり直す「シルバープラン」に取り組むストーリーとなっています！
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１巻ネタバレ
悲惨なホームレス生活
富と権力が永遠に手に入ると思っていた「二ノ宮小百合」。
２０１９年１２月、４６歳の彼女は公園に住むホームレスになっていた。
名家の生まれだったが、バブル崩壊と共に祖父の政治スキャンダル、父の事業崩壊により二ノ宮家は没落した。
若さとルックスだけで何もできない小百合は金持ちにすがった。
ただ、歳をとってくると彼女に需要は無い。
小百合は気づけばホームレスになっていた。
ある夜、公園のベンチで拾ってきた残飯を食べている小百合の顔面に突然石が当たる。
最近頻発しているホームレス刈りの若者に目をつけられた小百合は死を意識する。
目覚めるとそこはいつもの公園ではなかった。
状況が掴めない小百合だが、見覚えのある景色にここは自分の母校の「私立蘭華学院」であることに気がつく。
慌てた小百合はトイレに駆け込み鏡をのぞく。
そこには女子高生の小百合が映っている！
夢では無いと思った小百合は近くの学生に年月日をたずねる。
１９９０年の４月ーー
その言葉を聞いて１７歳の自分に戻ったことに気がつく。
小百合は両親がまだいて、実家も存在しているか確かめるために急いで家に帰る。
実家では父と母が小百合が１７歳当時のままの対応をしてくれる。
小百合は当時気がつけなかった幸せを感じていた。
翌朝も小百合は１７歳のままだった。
いつもと違う小百合に両親と使用人の樋口は戸惑うが、傲慢さが消え、優しさにあふれる小百合がいる。
贅沢な暮らしぶりに注意する小百合は、色々と両親を驚かせる行動をとる。
せっかくタイムリープ出来たからには人生を取り戻したいと誓う小百合。
第２の人生、「シルバープラン」が始まった！
学院生活開始！
登校する小百合、車の送迎を断り電車通学に切り替えた娘に驚く両親。
心が４６歳の小百合にとって２９年ぶりの学生生活がスタートする！
健康な肉体と精神にイキイキしている小百合。
学校では権力者の娘ということで、先生や生徒たちに腫れ物扱いされていた小百合だが、今日は違う。
先生には丁寧に接し、同級生にはフレンドリーに話しかける。
周りは困惑するのだが…。
そんな小百合に雰囲気のある女子高生３人組が近づいてくる。
「白石ハヤナ」「黒田久美子」「由加詩織」
当時、学園の覇権を争ったメンバーのようだがもう忘れている。
「友達だったよね？」
当たり障りのない言葉を口にする小百合に、ハヤナはイラついている。
当時の蘭華学園では、何でもこなせる才女のハヤナと権力と財力を兼ね備えている小百合の対決構図があったようだ。
そして昨日が新学期。ついに２人が同じクラスになったようだ。
「おなじクラスだったよね？」
その言葉を聞くなりハヤナは激怒する。
自分の事など眼中に無いと言わんばかりの小百合の態度を宣戦布告と受け取ったようだ。
高３が始まった。
担任は原田先生だ。
小百合が過去どれだけこの学院で傍若無人な振る舞いをしてきたか知っている。
小百合にビビるまいと精一杯気丈に振る舞う原田先生だが、昼食後に何とか職員室に後で来て欲しいと伝え、ホームルームが終わる。
何かを小百合に伝えたいようだ。
小百合は、何かしてしまったのか不安だったが、学院生活をなんとか充実したものにするため友達を作ろうとする。
昼食時、ひとりで弁当を食べるひとりのクラスメイトに声をかける。
陰キャな彼に声をかけたことにクラスメイトは驚くも、声をかけられた本人も、従うしか無かった。
それほど小百合は怖れられている。
尾上慎二というこの陰キャな男子生徒は、ハヤナ達にパシリにされていたのだ。
ハヤナがジュースを買ってこいと命じる。
小百合は友達にそんなことをさせるなと猛然と食ってかかり、尾上はちょっと小百合を見直すのだ。
変わった小百合に周囲は困惑！？
小百合とハヤナの言い合いは続いていた。
ハヤナは性格さえ良ければ尾上と付き合えるのか聞いた。
「自分を一生愛してくれるのなら当たり前！！」
支えになってくれる存在の大切さを身にしみてわかっている小百合は叫んだ。
尾上には告白のように聞こえたか心配だったが、２人の昼食は続いた。
昼食後、原田先生のもとを訪れた小百合。
なんと、昨日タイムリープし、慌てて家に帰った小百合だが始業式の途中だったようだ。
ものすごく丁寧に謝る小百合。
そして、悪いことをしても注意されたことのなかった自分を叱ってくれる原田先生を見て涙する。
原田先生は校長に呼ばれていた。
二ノ宮小百合を泣かせるということがどれほどの事か理解していないこと、今日中に謝るように命ずる。
小百合は高１の時、自分に注意した先生を親にチクリ、学校の新施設の寄付を白紙に戻させた経緯があった。
事の重大さに気づいた原田先生は顔面蒼白に…。
そこに小百合が話しかける。
「ありがとうございました！」
注意してくれたことに心から感謝した小百合だが、原田先生はわざと見逃して恩を売っていると思っている。
原田先生は、自分がクビになるか小百合を正しく教育できるかの勝負を自分に誓った。
体育の授業後、喉がが乾いた小百合は自販機でジュースを買う。
尾上も近くにいて思わず綺麗な小百合の写真を撮る。
その写真をもらった小百合は幸せを噛み締めながら眠りに着くのだが…。
見た夢は尾上をイジメる自分の姿だった。
過去の自分に嫌気がさして…。
自分が尾上をいじめている夢を見た小百合は飛び起きた。
夢ではない。
過去の自分の記憶だった。
今ならわかる、どれほど自分が最低の人間だったか。
翌日から尾上への態度がよそよそしい小百合。
罪の意識でまともに接することができないでいた。
色々な小百合の立ち振舞にハヤナハ勝手に小百合のことを侮れない強敵だと信じている。
尾上に優しく接する自分が過去に彼にしたことを考えると余計に罪悪感が湧いてくる。
尾上を露骨に避けるようになってしまった小百合だが、ある日尾上がハヤナに絡まれる。
趣味のカメラをのぞいていたところ盗撮していると疑われたのだ。
小百合が教室に戻ると、ハヤナ軍団が尾上をイジメていた。
尾上のカメラを踏み潰そうとするハヤナ。
とっさに小百合はカメラをかばい事なきを得る。
人の大切なモノを壊す気持ちは自分が一番わかっている。
それに気づけず人生を台無しにしてしまった小百合は、尾上に全力で謝った。
「本当にごめんね」
小百合はあふれる涙を止められなかった。
（２巻につづく）
ebookjapan/イーブックジャパン
配信作品
＼試し読みする／
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１巻無料で読むことができます！
1巻感想
人生やり直したいと思うことは1つや2つあるはず。
タイムリープで過去を変えたいとう小百合の気持ちは読んでいる読者の気持ちをきっと揺さぶるでしょう！
過去のある事件を変えたい、あの瞬間を何とかしたいという感じではなく、幸せな未来にするために生まれ変わる！といった感じのタイムリープ作品だと思います。
自分が過去にしていた最低な行為を記憶として持っており、要所で思い出すことで、自分の人生を省みるといった展開が王道タイムリープかな。
小百合のシルバープランが成就して最後にハッピーな描写で終わることを期待して、２巻も読んでいこうと思います！
ドラマ化が決定したけれど、原作通りのシナリオでは無いと思うので、ドラマではどんな小百合が描かれるのか？
どんなストーリーになるのかとても楽しみだ！！
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コメント