「毒乙女」5話をお届けしたいと思う!
大正時代を舞台に、醜い顔に生まれてしまった主人公が、事故をきっかけに貴族の主人に拾われて、顔を整形し美人に生まれ変わり生きていくストーリー。
自分の不遇な人生を取り戻し、幸せを掴むためにがむしゃらに生きてく千代の力強さと、幸せに生きている人間に対しての復讐心が並行して垣間見ることができる。
5話では、千代の生活や生き方を羨む、高貴な女の菊乃が登場するが、菊乃の言動や生き方に全く共感できない千代は、菊乃を利用して恐ろしい計画を思いついてしまう!
それでは、成り上がり復讐系ストーリーを味わってみたいと思う!
これから先、ネタバレ部分を含みます。
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5話ネタバレ
窓際で千代を見つめる女生徒は一条菊乃(いちじょうきくの)。大正時代の侯爵家であり、貴族階級では二番目の地位を誇る名家の娘であった。
家庭内での教育も上流階級だけあり、厳しくそして上品さを求められており、心の中に窮屈さや鬱憤を抱えていた。そんな菊乃は千代に何か特別な面白さを期待している。
一方の千代は、死んだ松本男爵と暮らし続けているのだが、屋敷内には他にも死体がゴロゴロしている。
いつまでこのままの生活を送ることができるのか不安を感じ始めていた。
学校内で菊乃は超有名人であり、この日は千代のもとへ挨拶にやってきた。
菊乃は千代に面白い話を聞かせて欲しいという。
和やかな初対面から一転、突然千代の出生や、生い立ちに不審な点があると問いかけるのであるが…。
千代は自分が病弱であり、ずっと引きこもっていたのだが、最近回復したことを説明し、何とか追求をかわす。
菊乃は、自分の位が高くて何かと制約を受けて不自由なことを憂いて、千代の自由な生活が羨ましいと言った。
その言葉が、千代の逆鱗に触れてしまう。生まれながらに高貴な存在である菊乃が、何も知らずに苦労に苦労を重ねた自分をうらやましく思うなどと、軽はずみに言って良いはずがない。
その言葉に千代は、自分の生い立ちから松本男爵に拾われ、現在に至るまでを例え話として菊乃に話してみせる。ことのほか面白いと喜ぶ菊乃は千代だけに自分は結婚も決まっており、何の楽しみも無い人生が待っている事を告げ、いっそのこと誰かに成り代わってもらいたいくらいだと嘆いた。
その話を聞かされた千代は、下校した後、エドワードにある相談をする。それは菊乃の顔の皮を剥がして自分に移植できないかという、恐ろしい内容だった。
(6話につづく)
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5話感想
千代の狂気じみた恐ろしい一面が現れてきた。
自発的に人を殺すような意識が芽生えだしてきている。
自分がこれまで味わってきた痛みや苦しみを取り返すかのような動きを見せ始めている。
松本男爵の死や屋敷に大量の死体があることが発覚しないかヒヤヒヤしながら生活している千代なので、この機会に他人に成り代わり、一条菊乃として生きることで、再び新たな人生をやり直そうという魂胆だろう。
ということは、このマンガは千代という人物が、顔を変えて違う人物の人生を何度も生きるというストーリー設定なのかとやっと気がついた。
かなり面白くなってきた!
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