「処女仲介人~奪ってほしい女達」5巻ネタバレ・感想!父親の暴力から逃げる結衣。壱村のもとへ現れた依頼人はまさかまさか…。

壱村大和はエリート銀行員で痴漢でバージンコーディネーター。今日も依頼人の処女を奪う仕事をこなしていた。結衣の体のアザが気になる壱村だが…。

バージンコーディネーターとして処女を奪う仕事をしながら、結衣の相手もしている大和は絶倫なのか!?そんなことを思いながら読み進めてみました。

この作品は情報量が1回でスっと入ってくる絶妙の量なんですよね。堅くもなく、雑でもなく、優しい描写と濃厚な描写が混雑している見どころ多き作品です!

それでは5巻スタート!!

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5巻ネタバレ

結衣の誕生日。

宣告通り、結衣は父親に抱かれていた。

「痛くないかい?」父親が結衣に聞く。

「初めてじゃないから」

結衣がそう告げた時、父親の憎悪が結衣に暴力となって降り掛かった。

壱村は今日もバージンコーディネーターの仕事をこなしていた。

ただ、最近気にかかることがあった。結衣のことだ。

螢に結衣のことで何か知らないかとたずねる壱村。

毎日壱村の家に来るようになり、その度にアザを増やしているというのだ。

今日も結衣がやってきた。顔には眼帯をしている。

結衣は父親に処女ではないことを告げると、暴力を振るわれていると壱村に話した。

そして、しばらく壱村のもとにいさせて欲しいとお願いする。

壱村は自分のせいで結衣が暴力を振るわれていることに罪悪感を感じた。

「俺が結衣の処女を奪わなければ…。」

「だったらまた私を抱いて下さい」と結衣。

その頃、梅沢貴子は街コンに参加していた。ベースは綺麗な貴子。周りの注目を浴びる。

だが、街コンも盛り上がってくると貴子は浮いてしまっていた。

帰り道、貴子は何がいけなかったかと反省しながら、壱村のことを思い出していた。

貴子は壱村の家に向かっていた。中から声がする。「待て!止めてくれ!」

貴子は慌てて部屋に入ると、結衣が壱村の上に跨っていた。

原因は、結衣を抱くことは現実逃避であり、虐待の根本解決にはなっていないということを壱村が言い出したからだ。

3人でお茶をする。「あなたたち付き合ってるの?」梅沢が聞いた。

「もしかして嫉妬してたんですか?」結衣が言い返す。

梅沢は、結衣が良いところのお嬢様だと制服で判断した。そんな子が、男の家に入り浸ってよいのかと忠告した。

結衣は「父親に性暴力を振るわれて、家出してきたんです。」と正直に話す。

梅沢の表情がみるみる険しくなり、「許せない!」と大声を上げる。

警察に連絡しようとする梅沢。壱村と結衣はそれを止める。

結衣は卒業したら家を出るから大丈夫というが、それでは解決しないと梅沢。

ただ、警察に連絡して父親が捕まれば、社会的に職も失う可能性もあるし、根本的な解決には至らないと3人で頭を悩ます。

そこに螢がやってきた。

次の依頼人を壱村に紹介する。

それは…結衣の母親だった。

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処女仲介人

5巻ネタバレ

一瞬、結衣と貴子がバトってましたね。壱村はモテますね。やはり初めての男というのは女性にとって特別なのでしょう。だからこそ、父親なんかに処女を奪われなくて良かったです…。

そして案の定、父親からの暴力でしたね。身勝手極まりない行為であり、犯罪でしょう。

そういう気持ちになる父親ってどうしたらそうなるんですかね?

全く理解できないので、上手くコメント出来ないのですが、最後になぜか依頼人として結衣のお母さんがやってきます。

お母さんとの関係が父親の暴挙に影響している可能性はありますね。

ただ、バージンコーディネーターなだけに、処女じゃなければ対象外のはずですが、結衣のお母さんが処女だとすると、結衣のお母さんは誰なのでしょうか?

なかなか深読みしてしまいましたが、1巻あたりは30ページ前後なんですが、なかなかのボリューム感のある作品だと思います。

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