「ブス嬢・百華無双~私の肉で眠りなさい~」5巻ネタバレ・感想!百華と平田の想い出。平田の作戦は通用するのか!?

夜の総合商社「SEIGOU」のNo.1風俗嬢である「乱咲百華」。彼女にかかれば、どんな客も虜になってしまう。ただ、容姿はお世辞にも褒められたものではなかった。
ただ、彼女は人の心を満たす天才なのだ。
日米貿易交渉をめぐり、財務省・外務省・経産省が手柄を我先にあげようと意気込む中、財務省の事務次官は百華のサービスの虜になるも、百華を思うように扱おうとして百華の怒りを買ってしまい、そのせいで財務省は交渉から脱落した。
次なる交渉は外務省。エリート大使は、百華のことを知っているようだが…。

5巻スタートします!

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5巻ネタバレ

外務省のエリート、平田零治は百華に声をかけた。
振返り平田の顔を見た百華は驚いていた。
百華に少し時間をもらえないか平田は聞いた。

平田は日本に戻ってきた経緯と自分がこれから何をするのかを百華に説明し、ソニー財務長官の接待を百華に依頼した。

送迎車に戻った百華にスズナが妙に馴れ馴れしい人だと話しかける。
百華は過去に平田との間で起きたことを話し始める。

平田は、百華が駆け出しの頃のお得意様だった。そして百華がイイ男にしてあげ、百華をプロにした男だと言った。
初めて百華を指名した時、平田は大阪の総領事館に出入りする駆け出しで、日々の仕事に追われ疲れていた。
何をやっても反応しない平田は百華に謝ったが、何度も百華を指名した。百華には風俗嬢としてではなく、一人の女性として接していたのだ。
百華は自分の力では平田を元気にさせることはできないと、別の子に変えるように平田に提案する。
平田は、自分の情けない姿を見せたのは百華だけであり、最後まで付き合って欲しいと申し出るのだ。

とことん付き合うことを決めた百華は、毎回デートをする恋人のような関係に平田となっていた。
そのうち、百華も心から平田のことを想うようになっていき、平田の元気を取り戻すことに成功したのだ。
その後、平田の海外赴任が決まり、百華に一緒に来とほしいと時間と場所を告げた。
百華は平田に着いていこうと決め、その時間に待っていたが、平田が交通事故の影響で時間に間に合わなかった。平田が着いた時に百華の姿はなかった。

「待つのはプロじゃない。待たせるのがプロ」百華はそう思うようになる。

場面は現在に戻り、平田は偶然を装ってソニー財務長官とゲームセンターにいた。
ソニー財務長官は、オタクであり、アニメが大好きだった。UFOキャッチャーで、お気に入りのキャラクターのぬいぐるみを、平田が取ってあげたのをきっかけに急激に仲良くなった。
場所を変え、ソニーと親交を図る平田。
そしてソニーを「SEIGOU」へ連れて行く。

百華をはじめ、多くのキャストがソニーをもてなそうと待機している。その光景を見たソニーは急に立ち上がり逃げ出してしまう。
ソニーは二次元の女の子を見過ぎていて、実物の女性に免疫が無かったのだ。
路地裏でしゃがみ込み、震えるソニー。必死で探す平田と百華だが見つからない。

その時、ソニーに話しかける女の子がいた。彼女はソニーが愛してやまないアニメ「ニンニン」のキャラクターガリちゃんの声を担当する、地下アイドルの一花だった。
当然ソニーは一花のことは知っており、緊張はピークに達する。
一花は自分では助けられないと思い、振り向きその場を去ろうとする。
その時ソニーは「マッッテ!!」という言葉を口から出すことができた。

声をかけられた一花は悪そうな顔をした後、「どうしたの?」とソニーに振り返る。
一花は、経産省が送り込んだソニーを味方につけるための刺客だったのだ。

(6巻につづく)

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ブス嬢百華

5巻感想

平田と百華の出会いがわかったのと同時に、今のプロ魂を出す百華の原形が見えましたね!

百華と平田はソニーを見つけ出し、味方につけることができるのでしょうか?

地下アイドルに決死の勇気で話しかけたソニーはこのまま一花と共に、経産省側についていってしまうのでしょうか?

急展開を迎える「ブス嬢・百華無双」是非読んでみて下さい!

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