「ワタシはいいの、ワタシはね」４巻ネタバレ・感想！美波のプレゼンが夕美に取られる！？上司までも夕美は味方につけていた…。

教育係の八木夕美は、自分のことは棚にあげて、平然と他人を叱責できる人間。岸本美波の教育係はその夕美であった。

社内プレゼンで夕美が発表したことは、美波が一生懸命作成していた案だった！？
美波の味方をしてくれている中途入社の荒川だが、彼が注意してもまったく聞く耳を持たない夕美。

さて、４巻はどうなる！？スタートします！！

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４巻ネタバレ

倉田課長より、会社横断プロジェクトの概要が発表される。社内の各部署からクライアントに気に入っれもらう案を出すのだが、それに先駆け、マーケティング企画部より出す案を決めるというのだ。

まず八木夕美のプロジェクト案が発表された。企画説明が進行する中、美波は衝撃を受けた。
美波のプロジェクト案とほとんど同じなのである。美波が独自で調査した内容も反映されていた。
盗用された。そう思った美波であったが、まさかとも思っていた。

美波の番になったが、美波は発表できなかった。そしてプロジェクト案は夕美の案に決まった。

倉田課長はいつもとてもいい案を出してくれるとして、夕美を誉めた。美波は複雑な気持ちになっていた。周囲のメンバーも、いつも夕美は倉田課長に優遇されていると小声で悪口を言っている。

翌日、美波は自分の企画が通ったと自分に言い聞かせ、プロジェクトメンバーとしてこの企画に携われることに運がいいと思うようにする。積極的に夕美に意見をする。メンバーを追加してプロジェクトの進捗を加速させようというのだ。美波は企画部二課の涼木陽子を推薦するも、子供はいて早退、遅刻をいつするかわからないメンバーは入れられないと拒絶される。

更に、今回のクライアントの情報はリサーチ済みであるか美波に詰問する。美波はクライアントの担当は男性二人であることを夕美に伝える。夕美は性別は関係ない。男なら女を使えばいいと思っているなら大きな勘違いをしていると美波に話す。美波は更に先方の部長はかなり年上であるという情報を恐る恐る夕美に伝える。

すると夕美は、自分はおじさん受けがいいから任せろと手のひらを返したように女を使おうとする。
そのまま調子に乗り、資料ができたか美波にたずねる夕美。その内容を見て夕美は中身が全く伴っていないと叱責する。

美波は納得がいかなかった。資料の構成や説明する手順は荒川に指導してもらったからだ。夕美の説教は続き、最後には夕美が全て作り直すといい、その場を後にした。

後日、プレゼンの日がやってきた。待ち合わせの時間になってもあらわれない夕美。
美波と荒川は焦っていた。先方に行く時間ギリギリで夕美が現れた。

夕美は、先日美波に注意したピンクのブラウスであらわれ、香水をプンプンに漂わせ、登場した。
先方との打ち合わせでも、文字ばかりで内容の伴わない提案書を長々と説明し、更に美波に注意した部分については、全く反映されていなかった。

面談後、荒川は、今回のプレゼンについて夕美に注意したが、夕美は社歴の長い人間をないがしろにするような態度を改めるように荒川に言う。荒川は呆れたようにその場を去り、次のクライアントの元へ直行した。美波も、夕美自身が美波に注意した点が全く反映されてないことを夕美に言うも、自分の提案書は内容が濃いから問題ないと夕美に怒り、これからランチミーティングがあるからとその場を去った。

帰社した美波は、取引先から電話を受ける。夕美の担当先だ。夕美は何時くらいの帰ってくるか確認するためにスケジュールを確認すると、今電話をかけている取引先とのランチミーティングになっている。おかしいと思いながらも、帰社時間を伝え、電話を切る。
一連の流れを荒川に説明しているところに、夕美が帰ってきた。
荒川は、夕美にランチミーティングは誰としたのか、またランチミーチングを毎日しているが経費の使い過ぎではないのか問いただす。自分は担当先が多いと苦しい言い訳をする夕美。夕美は明らかに動揺していた。

後日部署ごとに上席との一対一の面談が行われることになった。
倉田課長と面談した美波は、ささいな事で良いから相談してほしいとの倉田課長の言葉を聞き、前回の社内プレゼンの際に、夕美の企画が自分が作った企画にそっくりだったと話をした。倉田課長は、教育係とは常に接しているから考え方が似てくると美波が夕美を真似したのではないかと捉えている。
美波は自分が独自調査した資料もそのまま利用されていると訴えるも、取り付く島も無い。
そして倉田課長より、むやみに人を疑うようでは周りから人が離れていく。今後気をつけるようにと叱責を受けてしまう。

（５巻に続く）

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４巻感想

夕美の行動がだんだんエスカレートしてきましたね。さらに上司である倉田課長のことも抑えている感じですし、やりたい放題ですね。

美波の唯一の救いは荒川先輩なのですが、荒川先輩が最後まで美波の味方をしてくれることを祈ります。５巻以降、美波と夕美はどういった関係になっていくのか、とても気になります。

「ワタシはいいの、ワタシはね」を是非読んでみて下さい！！

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