けだものたちの時間4話を紹介していく!
バイオレンスグロ系として、思わず背中がゾワっとしてしまう作品なのであるが、ついつい止められない中毒性のある感じが、癖になってきている。
3話まで無料で読めてしまったので、ちょうどストーリーの転換点が上手くやってきてしまい、次もついつい読みたくなってしまった!
ということで、今回は虐待をされていた者同士、心の傷を理解できる部分があるのか、少し距離感が縮まってくる展開。
グロさよりストーリーに目が行く4話だ!
これから先、ネタバレ部分を含みます。
この作品が気になった方は、無料試し読みしてはいかがですか?
4話ネタバレ
監禁から三ヶ月半、愛理と今井は普通の会話をしていた。
居住空間は変わらず異常性が高いのだが、二人の間では普通の生活が繰り広げられるようになった。
TVも見るようになっている。
愛理は今井の心の傷を知った。
お互いに同じ境遇だったことは、結果絆を深めてしまった。
お互いが本当はどう思っているかわからないが…。
今井は夜な夜な母親の幻想に苦しんでいた。
死ね、死ね、死ね…。
母親の声が幻聴として聞こえてくる。
その都度、愛理のもとに来ては愛理を殺そうとする。
今井は、母親を殺しそこねたことを悔やんでいた。
愛理自身は、自分の父親への復讐は終わったことを告げる。
愛理の過去回想が始まる。
ごく普通の家庭に育った愛理。
両親と三人家族だった。
父親は愛理の容姿をブスだと日々中傷するモラハラ親父だったが、愛理が中学生になると妙な動きをするようになった。
母親のいない時に、勉強を教えてやるという口実で体を触ってくるようになった。
そしてついに、父親に犯されてしまう愛理。
母親は気づいていないのか、気づいていないフリをしているのか。
父親に犯される日々が続くのだが、愛理に転機が訪れる。
親友との買い物で化粧に目覚めた愛理。
高校に入ると、もともとできた勉強に加え、容姿も評判になり、モデルとしてスカウトされた。
そして高校卒業をもって上京し、モデル事務所と契約したのだ。
両親の前で堂々と独立することを伝える愛理。
引きつった顔で皮肉を言う父親の顔を見て、愛理は悪夢から解放されたのだ。
相手が生きてようが死んでようが、自分の人生を生きることが復讐だと今井に告げる愛理。
夜、今井に言った言葉が自分に返ってくる。
父親の声が幻聴となって頭の中を駆け巡る。
愛理は体の奥から黒いモノが湧き上がってくるのを感じていた。
実際の作品は無料試し読みすることができます。
4話感想
虐待されていた共通点が二人の絆を作ったと考えて良いのだろうか?
愛理は今井の気持ちを理解し、救ってあげたいと考えているのだろうか?
脱出するための演技とはとても思えなかったのだが、このまま二人は同棲を続けるのだろうか?
グロかった序盤から比べて、ストーリー部分の焦点があたってきたので、これからの展開がかなり期待できるな!
無料で読めばどんどん続きを読んでしまうという、電子書籍サイトの策略にまんまと乗ってしまったのだが、楽しみに続きを読もうと思う!
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