君に愛されて痛かった34話を紹介する!
寛に野球を辞めればいいのにと言ってしまい、嫌われてしまったかなえ。
心の拠り所を失ったかなえは、援交を再開する。
34話では、かなえに失望した寛の心境が綴られている。
これから先、ネタバレ部分を含みます。
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34話ネタバレ
新キャプテンの越智、副キャプテンの北小路が歩いている。
どうやら越智は北小路に全く興味が無さそうである。
必死に自分とコミュニケーションを取って欲しそうに北小路が越智に絡むのだが、越智にとってはうっとおしい以外の何者でもなかった。
越智は明らかに寛を気にかけていた。
寛はベッドから飛び起きていた。
うっかり寝てしまったのだが、明らかに良くない起き方だった。
気が気じゃない衝動に駆られて、ランニングに出かける。
玄関で母親から走りすぎていることを心配されるもお構いなしだった。
走る理由があった。
むしろじっとしてはいられなかった。
鳴海の姿が頭に浮かぶ。
鳴海逮捕後に、警察に呼ばれて面通しをしたことを思い出す。
事情聴取されたが、鳴海のことは全く知らないし、なぜ自分が襲われたかも全く理解できなかった。
そして、人の足を引っ張るクズと自分が同列に扱われているような気がしていた。
かなえに言われた、「野球ってしなきゃいけない事なの?」という言葉は、何もしていない鳴海と自分は同じだという意味に聞こえた。
野球をしている自分を特別だと思っていた寛から野球を取ったら鳴海と同じだ。
なぜそんな無神経な言葉が出てくるのか、かなえを理解することはできなかった。
相手の気持ちを想像するのが普通であり、無神経にすら思えるかなえに失望した寛だった。
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34話感想
いよいよかなえと鳴海が繋がっている事が寛に知られてはいけない事態になってきた。
かなえは知らないが、寛にとっては同レベルの人間に思えているだろう。
かなえは確実に嫌われると思う。
これがかなえを更なる闇に落としていくきっかけにならなければ良いのだが…。
また越智も寛のことを気にかけながらも、自分の忠告を無視して肩の怪我を隠したことを怒っているように見えた。
色々な人間の人生がマイナスの方向に連鎖しているように感じた。
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