毒乙女~大正整形奇譚~4話をご紹介する!
松本男爵の変態ぶりに不安と恐怖を覚えた千代。
初めての女学校への登校を終え、下校時に車夫の太一に告白される。
4話では、松本家に大きな転換点がやってくる!
松本男爵から解放されたい千代は、思い切った行動に出るのだ!
上京して人生が180度変わった千代だが、これからの松本家での生き方が4話ではガラっと変わる展開になる。
意外性十分な4話を是非読んで欲しい!
これから先、ネタバレ部分を含みます。
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4話ネタバレ
千代が松本に襲われて、毎晩慰み者になっている。
そんな妄想に取り憑かれたのは、太一。
松本家の車夫だ。
その頃、松本の寝室に呼ばれた平吉は、松本に襲われそうになっていた。
物音を聞いた千代が花瓶で殴り、平吉を救い出す。
松本が気がついたときには平吉はおらず、松本は夢と錯覚する。
眠れなくなった松本は遊郭へと繰り出すのだが…。
ひとしきり酔っ払った松本が遊郭から出た時、一人の暴漢が松本を襲う。
千代のためだと大声を出しながら、松本をめった刺しにした。
意識不明で病院に運ばれた松本のもとへ千代と平吉が駆けつける。
一瞬意識の戻った松本は、千代に対してお前の差し金かとうめき声をあげ、理解できない千代は恐怖する。
警察の事情聴取で、初めて太一が松本を刺したことを知り、心当たりがあった千代だったが自分は関与していないことを主張。
ただ一人の刑事が何か不審な気持ちを感じ取っていたが…。
意識不明のまま、自宅に帰ってきた松本。
平吉が看病する中、千代は松本が目覚めないことを祈っていた。
千代の仕業だと思っている松本が目覚めれば、ひどい目に遭うのは明白だからだ。
自然と足取りは松本のもとに進んでいた。
クッションを手に取り、そっと松本の顔に押し当てる。
その様子をエドワードは見ており、松本を殺すことを推奨する。
松本が死ねば、千代はもっと解放される、この生活を手放さずにすむ…。
千代は松本を殺した。
平吉も見ていたが、平吉は千代の味方だ。
死体はエドワードの手によって、生きているかも同然の姿で保存されている。
少々のことでは誰も気づかないだろう。
千代は変わらず女学校に通ったが、転入生の千代に注目している女生徒が窓から千代を眺めていた。
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4話感想
千代が松本を殺すことになるとは意外だった。
金持ちの変態はだいたい裏切られるか、自爆するかどちらかの死に方が多いという偏見があったので(笑)
これで、松本邸は主不在の何とも言えない雰囲気を持つ屋敷に変わった。
外国の医者と使用人、拾われてきた女。
この異色の3人がこれからどう生活を共にするのか?
気になるとすれば、千代をマークしそうな刑事だろう。
最後に千代をのぞいていた女生徒も気になる存在だ!
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