恋の六道、愛の辻5話、信前編をお届けします!
オムニバス形式の本作品。
今回の主人公は男に裏切られて人間不信になっているOL晴美の物語。
誰とも話さずに、無機質な日々を送っている晴美だが、会社の帰り道に事故にあってしまう。
そこに現れたのは、会社の同僚を名乗る吉岡修司という男だった。
晴美は見覚えも無いのだが、軽い感じで吉岡は話しかけてくる…。
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5話ネタバレ
佐藤晴美。
大企業の正社員を辞めて派遣社員として働く日々。
前職で二股をかけられ、貸した金も返ってこなかった晴美は人間不信になっていた。
同僚ともほとんど口をきかない。
今日も定時で退社する。
しかし、今日はいつもと違った。
自転車にひかれそうになった晴美は足に怪我をしてしまう。
捻挫と切り傷。
家で手当をしようとするがその時…。
「大丈夫ですか?」
軽そうな若い男が声をかけてくる。
めんどくさそうに断る晴美だが、男は病院に行こうとしつこい。
男は同じ会社の同僚「吉岡修司」だった。
人と関わらないように生きていた晴美に修司が同じ会社だという認識は無い。
うっとおしいとしか思えなかったが、強引に連れられて病院に向かう。
治療を終えた晴美は、余計な借りを作ってしまったことを後悔し、ガソリン代と迷惑料でも渡して事を済まそうとした。
晴美の治療が終わったところへ修司がコーヒーを持って現れる。
これから晴美の家まで来るまで送ると言い出す修司。
自分がいつも飲んでいるコーヒーを買ってくる修司に驚くものの、いつも晴美をよく見ていると言い切る修司をみて、キライなタイプだと認識する晴美。
軽い男は嘘つきで人をだます。
晴美にはそのことがインプットされている。
変なことはしないから、車で送ると強引な修司。
家の近くで降ろされた晴美は、タクシー代のつもりでお金を渡そうとする。
受け取れないと修司は断るが、代わりに携帯電話の番号を渡してくる。
いつでもどこでも電話をすれば駆けつけるつもりのようだ。
明日の朝辛かったら迎えに行くとまで言い出した。
「軽い人も、軽々しく人に頼るのも好きじゃないの」
晴美は言ったが、単純にムリをしてほしくないだけだと修司は伝え、帰っていった。
明日の朝は、いつもより早く家を出て、歩いて会社に行こう。
そう思いながらも、もらった携帯番号を見つめる晴美。
晴美の携帯電話には番号がほとんど入っていない。
修司の番号は、晴美の電話帳の記念すべき10件目の番号だった。
もらったコーヒーを飲みながらちょっと意識する晴美であった。
(5話後半へ)
5話感想
これまでのテイストと変わらず、ほっこりする内容。
心を閉ざしたり、何か思いを巡らせている人物に人間関係の転機がやってくる設定は、何も考えずに読めるのだが、読んだ後の余韻が程よく残ってとても良い!
恋愛に対して純粋な気持ちになれるし、何か悩んでいる人はこの作品を読んでいる間だけでもほっこりした気持ちになって元気を出して欲しいし、そんな人にうってつけのマンガだと思う!
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