「こんな人生は絶対嫌だ」7巻お届けしていく。
妊娠した先は、真哉に事情を打ち明けるも、家族には言い出すことができなかった。そして流産…。
紗希は親になぜこんな動画が流出したのかを話したかどうかの描写は無いが、多分話したんだろう。
紗希を見つめる父親の視線が痛い。気持ちはわかるけれども、親の責任は重い…。
7巻スタートします。
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7巻ネタバレ
紗希はトイレで流産した。
もはや精神異常になっている。
「ははは、あははは、ははは」
ただただ笑っている。おかしくもないのに…。
公園にいる主婦たちが、まず以上に気づいた。
「キャアアアアア」一人の主婦が悲鳴を上げる。
血まみれになった女がトイレから出てきたのだ。
手には小さい血まみれの物体を抱えている。
「赤ちゃん…私の…」
うわ言を繰り返す紗希。
あたりは騒然となっている。
そこに真哉達が集合した。紗希をみんなで探していたようだ。
紗希の状況を見てみんなが驚いている。開いた口が塞がらない。
その子はもう…。真哉が紗希に言う。
近所の住民が騒ぎを聞きつけてどんどん集まってくる。
紗希のことを知っている住民も含まれていた。
そこに、紗希の両親が誰かに聞いたようでやってくる。
状況がもう全くわからない両親は名前を呼ぶのが精一杯の様子。
やっと口にした父親の一言は、「何をやっているんだ…。お前は…」
どこで間違えたのか両親はわかっていない。
「終わりだ…。もう終わりだよ」
そう言った父親。
真哉が静かに話し出す。
家庭環境が最低だった真哉は悪い道に走っていった。そして同じ様な仲間ができたという。
ただ…。
「結局両親が家にいたって何も変わんねえんじゃねぇかよ」
紗希の父親は、その言葉に激昂する。
真哉たちさえいなければこんなことにはならなかったと。
真哉もその点は理解しているようだが、一番最初にタバコを一吸いさせなければ良かったと後悔した。
紗希は真哉の言葉を制して言った。
「謝らないで」と。
みんなといることが紗希にとっては楽しく、何もなかった自分に生きがいを与えてくれたのだという。
真哉達は自分を見てくれていたと感謝する。
その時、父親が近づきてきた。
「ごめんな。」
初めて謝る父に涙が止まらなくなる紗希。
一年後、公園で献花する紗希と両親の姿があった。
起こった事実を家族全員受け止めているような表情だった。
(8巻につづく)
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7巻感想
紗希の物語が終わった。
めでたしめでたしとはとてもじゃないが思えない結末。
ただ、この事実が家族の絆や関係性に良い影響を与えたのであれば、このくらいの事件が起きなければ、この家族がまとまることは無かったということだ。
現代は、便利になっている、自分でしなくても良いことや考えなくても良いことが増えた。
そこでできた時間を人間関係に費やすべきだと思う。友達と遊ぶのでも良いし、家族で過ごすのでも良い、恋人と一緒にいるのもいいと思う。
ただ、余らせた時間で余計に働いたり、余らせた時間を自分のためだけに使う人間の方が良いのではないか?
私はこの作品を読んで改めて、家族との時間を大切にしようと思えた。
紗希編は終わったが、次回からホームレス編がスタートする。
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